日本明慧
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師父に随い、修煉の道を歩む(三)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)

  五、 恐怖心を取り除

  本当のことを言うと、私は恐れる心を持っているのです。私は在宅中理由もなく恐怖心に襲われます。刑務所や労働教養所に監禁されている大法弟子のことを思うと恐怖感が募ります。しかし、外に出て、中共の嘘に騙されている衆生に出会うと、彼らを救うために大法の真相を伝えなければならないと思うと恐れる心を忘れてしまうのです。私は外に出ると正念を発して、行く先で大法の真相を聴く人の背後にあるすべての邪悪な要素、衆生を救い済度を妨害するものなどを、徹底的に取り除いています。これはとても良い効果がありました。

  真相を伝え、「三退」を勧める過程は恐怖と利益の心を取り除く過程だと思います。2003年、朝鮮族の同修が来ました。彼女は、『明慧週刊』と師父の新経文を手に入れようと、一生懸命大法弟子と連絡を取ろうとして、普通でないやり方をしたため、スパイだと疑われました。

  ある日、私は、商売人に真相を伝える彼女を見かけました。私も商売人に真相を伝えたことがあったため、私も法輪功修煉者であると教えました。彼女は私に「お姉さんは法輪功修煉者ですか!」と聞き、大喜びしました。私を彼女の家に連れて行き、私たち2人はお互いに自分のこと(実はこのやり方は理知的ではない)を交流しました。私は彼女に『明慧週刊』と師父の新経文を送り続け、彼女は大法の資料を配りたいという願いを実現しました。

  約半月後、ある同修がこの事を知り、私の安全を考え、彼女はスパイだと教えてくれました。私は驚きました。1週間で体重は3キロ落ち、恐れる心が起きました。その後、師父は娘の口を借りて、「彼女に資料を与えないのは赤ちゃんにミルクを与えないのと同じです」と教えてくださいました。もう1人の同修も私に「あなたは利己心を持っている」と指摘してくれました。私自身も内に向けて探し、間違っていると気づき、再び彼女と連絡しました。彼女も突然、私との音信の不通に驚き、夜、眠れない日が続いたそうです。私たちはまた、お互いに切磋し、このアクシデントは師父が私たちのために恐れる心を取り除く試練だと悟り、師父の洪大な慈悲に深い感動をおぼえて涙をこぼしました。

  六、偶然に同修と出会う

  2003年の後半、1999年7.20の1カ月前に大法を修煉し始めた同修と出会いました。彼女は中共の法輪功への弾圧で同修と連絡がとれなくなり、師父の経文と大法の資料を見られなくなりました。私との出会いに彼女は感激して涙を流しました。その後、私は週1回ぐらいのペースで彼女に資料を送り続けました。時間がたつにつれ、彼女の誤解を招き、資料を送ることは私の執着だと思われていたようで、資料をあまり受け取ろうとしなくなりました。私は、この誤解に動じなかったのです。その間に彼女の商売がうまく行かず、どうすればよいかと、私に相談してくれました。私は「具体的な状況は知りませんが、もし、しばらく商売をやめると日常生活に問題がありますか」と聞くと、「2〜3年は大丈夫です」と答えました。私は「しばらく商売をやめて、法を勉強したら、どうですか」と薦め、彼女は同意してくれました。

  2、3カ月後、彼女は正法時期の修煉の重要性を認識し、自分で大法の真相を書いて貼るものを作りはじめました。その年の冬、彼女の夫も修煉し始めました。現在、彼女は、真相伝えや「三退」を勧めることに精進しています。暇な時は、実家に帰って、故郷の人を救うことを行いました。周りの同郷人や同輩が真相を理解し、共産党の組織を脱退しました。大法の修煉を始める人もいます。彼女は家庭資料拠点を成立しました。

  2007年の冬、私は真相資料を作る材料を買いに行く時、バスで1人の女子大生に真相を伝えようとしたところ、彼女はほかの地方の精進している大法弟子だとわかりました。以前に2度北京へ行って法を実証したことがあるそうです。現在、学校で学法と真相を伝えることができますが、煉功ができず、新経文と明慧文章が見られないというのです。私の住所を彼女に教えると、週末に彼女は私の家に来て、学法、煉功を行い、明慧文章を読むようになりました。私は同修に修煉の場を提供できました。

  七、孫を連れて真相を伝える

  2008年、私は孫の世話を始めました。私は子供を抱いて、買い物をするとき、真相を伝えました。孫が6カ月になって、外に遊びに連れて行くときも町で知り合った人に真相を伝えます。孫は可愛くてよく笑います。店に行くと、店員が孫のことを褒めてくれるとき、私はすぐに「私は法輪功の修煉者です。テレビが放映する法輪功の焼身自殺事件はまったくの嘘で罪を着せたものなので、信じないでください」と話しながら、店員らに「三退」を勧め、「神韻」のDVDを渡しています。

 (続く)

  2010年5月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/1/222658.html

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