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貴州省:都匀刑務所の法輪功修煉者に対する非人道的な迫害

(明慧日本)最近の情報によると、貴州省赤水市在住の法輪功修煉者・代啓元さんは中共の弾圧を前にして自らの信仰を守り続け、人目から逃れた都匀刑務所の地下室に監禁され、酷い迫害を受けているという。その地下室は湿気が多く、一日中太陽の光が入らない暗室であり、衣類と布団すら湿気で腐っている。

 1999年、中共が法輪功を弾圧し始めてから、代啓元さんの家族は次々と連行され、労働教養を強いられた。妻は法輪功を修煉したという理由で赤水市公安局に監視され、自由を失われた。息子と娘は両親の迫害されている様子を見て、家にいられなくなり、行方不明になった。現在、かつて幸せがあった家族から誰もいなくなり、監禁されている代さんを見舞いに来る人もいない。

 恐怖に包まれた都匀刑務所でも代さんは同修を激励し、自分たちの信仰は正しい、『真・善・忍』を信じる人には罪はない、中共の恐怖に恐れ修煉を放棄するものではないと皆に話した。そのため、中共の関係者は代さんを単独に地下室に移して迫害した。

 貴州省の都匀刑務所は法輪功修煉者への迫害の拠点であり、数々の罪を犯している。迫害の手段も非常に残酷である。多数の修煉者たちはここで迫害を受けて体が不自由になった。面会に訪れる親戚がいない人に対しては、最も残虐である。地下の暗室に監禁し、世の中から孤立させ精神的・肉体的に残酷に迫害するのだ。また一日中、一言もしゃべらせない。

 現在、代啓元さんはこの誰も知らない地下室の「地獄」で迫害され、どのような状態に陥っているかは、外の人はだれも知らない。知っていることは 代さんは依然として中共の迫害に屈していないことだけである。数年前、代さんは中八労働教養所で迫害され、釈放され出た時、迫害で髪の毛が全部脱け落ちていた。体も痩せ果てて骨ばかりが残り、右手は不自由になり動かない状態で、全身が震えていた。

 2003年の4月から5月ごろ、代さんと妻の黄家蘭さんは再度懲役3年の不当判決を下された。その間、様々な迫害を受けた。2006年代さんは釈放され帰宅したが、赤水公安局の王ビン(第一課元課長)らに絶えず嫌がらせを受け、5月上旬、警察は代さんを騙して公安局まで連行し、遵義地区まに移送して3か月間強制洗脳を行った。警察から絶えず迫害を受け、代さんは自宅にいられず路頭に迷った。

 妻の黄家蘭さんは生活のために小さな情報通信の店をオープンしたが、警察の陳真、黄燕(第一課の課長)、李中明らは時々店にやってきて経営の邪魔をした。2007年末、二、三日ごとに店にやってきて騒ぎ立て、個人用PCを没収した。黄さんも自宅に帰れず路頭に迷った。

 悪辣な警察はエスカレートし、貴陽市まで追いかけて行き代さんの娘、息子の携帯電話を盗聴した。2008年3月、7、8人の警官は公衆の面前で罪のない代さんを貴州工学院近くの路上で連行した。

 警察は自宅に監禁し、監視し続けた。そして、毎日午後3時に公安局に行き、一日の行動を報告しないと貴州の女子刑務所に送り込むと脅迫された。2008年5月、代啓元さんの妻の黄さんは貴陽市在住の娘の家から警察に連行され、赤水留置場に送られた。後に懲役3年の不当判決を下された。

 2008年9月、赤水裁判所は秘密裏に開廷し、代啓元さんに懲役5年、李正兵さんに懲役2年の不当判決を下した。2009年1月から現在まで、二人は都匀刑務所に監禁され、迫害されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年6月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/11/225212.html

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