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地元住民に信頼される医師に、懲役3年の不当判決(写真)

(明慧日本)黒竜江省肇東市の公安局副局長・範暁光、東発郷派出所所長・張清泉は2009年7月12日、警官らに同郷の医者・周文生さんを連行させた。周さんの釈放を求めるため、地元の住民、合わせて700人以上にも上る署名が集まった。にもかかわらず、周さんは懲役3年の不当判決を言い渡された。

周文生さん

 一家の大黒柱である周さんが連行されて以来、無職の妻や幼い子供(5歳)を残したまま、皆で生活することが苦しくなり、告訴する道もなく、涙に暮れるしかない状況で苦境に陥っている。地元の住民は中共(中国共産党)のさまざまな手段で、周さんの一家を迫害したこと及び、汚職、横領を常習したことや憲法、法律を無視し、中共の権力のもとで人権を蹂躪したことを非難した。

 周さんは肇東市留置場で眼球にダメージを与える拷問などによって、顔全体が血だらけになった。迫害により顔のつやがなくなり、口の中にひどい化膿ができ、深刻な便秘を患い、皮と骨ばかりに痩せこけ、極度に衰弱した。心身共に疲れ果てた周さんはゆううつ状態に陥った。

 周さんはハルビン市呼蘭刑務所へ移されて以来、法輪功の修煉を放棄しない為、家族との面会を禁じられ、電話することも、喋ることも許されない中でいろいろな行動を制限された。中共当局は周さんの自宅に電話をかけ。家族を卑劣な手段で惑わし、周さんに法輪功を放棄することを説得させるために利用した。周さんは「この道を歩むのは粗末な決断ではい。法輪功を放棄するわけには行かないのだ」と家族に話した。警官は周さんの不屈な精神が気に入らず、乱暴に扱った上、15日にわたって立たせ続けるという拷問を強行した。

 周さんは1999年に法輪功の修煉を始め、心身ともに恩恵を受け、大量な薬でもって治療しても治らなかった不眠症、血便などの持病が全快した。それ以来ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自己を律し、2002年に医者の仕事に就き患者に思いやりを持ち、診療を真面目にこなしていた。治療効果の高い診療を行うことで地元の住民に高く評価され、「周一針(針灸で治療するとすぐ治ることを意味する)」と呼ばれるようになった。また、周さんは治療にあたり、さまざまな病気や患者の数々の難題を解決したことで、周囲の誰もが認める良い医者であったという。
 
2010年10月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/6/230626.html

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