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瀋陽市:法輪功修煉者が強制連行され、老人が家に取り残される

(明慧日本)遼寧省瀋陽市沈河区に在住する法輪功修煉者・史庚さん(40)は2010年9月26日、瀋陽市の国保(国家安全保衛)大隊により、瀋陽市張士洗脳班まで強制連行された。
 
 連行の当日、沈河区斗姆宮派出所の副所長・紀ら5人は瀋陽市と沈河区の国保大隊の指示で、史さんに対して家宅侵入した上、不当捜索をしたり、騒ぎ立てたりした。さらに、法輪功の書籍や電子ブック、一部の家財も没収した。同日夜、警官6人は再び史さんの家に現れ、同じく上記の迫害を加えた後、史さんを自宅から連行した。
 
 史さんの70歳過ぎの両親は連日、繰り返し市公安局、国保大隊、派出所に息子の状況を尋ねたが、いずれも乱暴に扱われ、相手にもされなかった。
 
 その後、史さんが斗姆宮派出所で鉄かごの中に入れられた後、瀋陽市張士洗脳班へ移送されたと聞かされた。
 
 史さんは12年前に法輪功の修煉を始め、心身ともに恩恵を受け、深刻な胃病などの持病が薬に頼らず全快した。法輪功の修煉に精進するにつれ、人柄も謙虚で善良になり、思いやりをもち他人の事を優先に考えるなど、職場では社長に信頼され、家庭では家族と仲良く暮らしていた。
 
 2007年5月、史さんは懲役3年の不当判決を言い渡された。監禁された間、施設で深刻な迫害を受けた。
 
 2010年5月、沈河区刻保大隊の元リーダー・趙洪涛は2人の警官とともに500元のお金を要求した。「訪問」という口実で、史さんの家に入り、嫌がらせを加えた。史さんはこの「訪問」とお金を拒否した後でも、迫害から逃れる術もなく、依然として嫌がらせを受け続けている。 
 
2010年10月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/8/230714.html

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