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ある特殊兵の修煉体験(一)


文/河北省の大法弟子

(明慧日本)尊敬する師父、こんにちは! 同修のみなさん、こんにちは!
 
 1996年、私は軍隊で特殊兵を務めていたとき、戦友が私に法輪功を紹介してくれました。私は修煉を始めてから、生活の中で自分を厳しく要求しました。心性が向上するにつれて、学法の中で一層の法理が現れるたびに、心は清浄になり、非常に美しく素晴らしい体験ができ、夢の中で自分は気球のように一層、また一層と天に昇っていきました。生命は法から生まれたもので、大法を修煉して、返本帰真することこそ、生命の真の最終的な目的です。
 
 中共が大法に対する迫害を開始した時、私は本当の魔難が始まったと分かっていました。習慣的に分かるのは、共産党は毎回運動をするたびに、いつも軍隊を使って国民一人一人を洗脳させます。私は2カ月考慮した後、上層部に私が法輪功修煉者であることを報告しました。市の保衛科の人は私を連れて行き、話をしました。
 
 当時、一方は10人くらいのもっぱら人を洗脳教育をする経験豊富な政治工作員で、もう一方は若い大法弟子の私でした。彼らの目的はただ一つ、私を中共に屈服させることでした。私の話した事は二つで、一つは師父は素晴らしい、大法は素晴らしいということ、もう一つは私が法輪功の教える「真・善・忍」に従って良い人を目指すことは間違っていない、ということでした。一夜話し合いましたが、彼らは私を説得することができず、私を人のあまりいないところに監禁しました。2カ月あまり監禁されている間、自分の信念は確固たるものと思っていました。しかし、自分が円満成就することに執着し、また妻が耐えられるかどうか心配していたため、転向させられてしまいました。中共は人を利用したいとき、その人を先進分子にさせます。その人の精神を再び制御できなくなるように監禁します。これこそ、中共のやり方です。
 
 一、正念で魔窟を脱出する
 
 故郷に戻ってきた後、2000年に私はある企業に就職しました。師父の慈悲により、私はなんと一人の老年弟子と同じオフィスで仕事をすることになりました。同修の製作した大法資料を読んで、海外と国内の大法弟子らの大法を守る壮挙が分かり、私の心は落ち着くようになりました。私は厳正声明を発表しました。そして、学法と煉功を再び始め、真相を伝え始めました。
 
 ある日、私は街頭で突然、数人に公安局に強制連行され、その人たちはとても凶暴でした。私は心を静めて、まず二つのことをやることにしました。一つは法を暗記して、法を師とし、正念をもって、正しい行いをすること。もう一つは内に向けて探し、邪悪が私を迫害した口実を探すことでした。3日後、私は悟りました。自分の真相を伝える出発点が純正でなかったことが分かりました。以前、間違いを犯したためそれを補おうとし、資料の中で各地の同修が真相を伝える壮挙を見て、比べる心が生じたため、邪悪に私を迫害する口実を掴まれてしまいました。私は魔窟から脱出すべきだ、ここは大法弟子がいるべきところでなく、これは師父の按排ではないと悟りました。
 
 私は師父の法を思い出しました。「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないようにしてください。皆さんがみな、このようにすれば、環境はこのようなものではなくなります」(『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」)
 
 私は、もし私が本当に生死を放下できれば、正念で脱出できるという一念を固めました。翌日から、私は断食を始め、高密度な正念を発しました。断食をしてから、3日目のとき、のどが死ぬほど渇いて、朝起きて、水道の水で口をすすぐとき、とてもその水を飲み込みたかったのです。しかし、修煉は厳しいもので、他の空間の邪悪は虎視眈々と見ています。私は口の中の水を吐き出しました。ある受刑者のリーダーは、私が彼のために上訴資料を書いてあげたので、とても感激して、彼らは私と仲良くなりました。私は彼らに大法の素晴らしさを伝え、邪悪の虚言を暴きました。彼らはみな私を囲んで聞きました。ある受刑者には深夜まで真相を伝え、「法輪大法は素晴らしい」と覚えていれば、将来の災難を乗り越えることができると伝えました。彼は、ありがとう、と言ってくれました。
 
 夜、夢を見ました。少年時代の私と数人の子供たちが一緒に草原でゲームをしていました。何のゲームでしょうか? 断食のゲームでした。何日やったのでしょうか? 7日でした。私は目覚めました。これは師父の啓示だと思い、さらに自信を深めました。8日目、父と勤め先の防衛課所長が訪れ、私は釈放されることになりました。私を見送る受刑者らの眼に不思議な光が現れました。私は彼らと別れを告げるとき、私が伝えた言葉を覚えてください、と言いました。家に帰る道で、同僚は私に、本来公安は私を馬三家労働教養所に送って、2年監禁しようとしましたが、私が断食を始めたため、彼らは怖くなり、私の勤め先に連絡して、家族に私を迎えるように伝えたそうです。私は、師父は時々刻々、弟子を保護していらっしゃる、弟子が正念を持って正しい行いをしたため、邪悪が解体された、とはっきりと分かりました。
 
 二、修煉環境を切り開き、真相を伝えて、衆生を救い済度する
 
 半年後、私はある民営会社で仕事をするようになりました。まずは仕事をまじめにやり、人との関係をうまくこなし、少しずつ大法弟子の身分を公開しました。8年が過ぎました。現在、私は会社で業務の主任であり、ある程度高い職務を務めています。一度、会社の副社長に真相を伝え、脱退を勧めたところ、彼女の姑も同修であることが分かりました。当初、彼女が私のことを彼女の姑に伝えたところ、彼女の姑は、あなたの会社がこのような人を雇用したことで、大きな福を得る、と言ったそうです。私たちの分野では、安全が第一です。同種の会社では安全問題が毎年発生していますが、この会社の安全問題は安定しており、2回重大なことが起きましたが、危機はあったものの、実際危険は起きませんでした。知っている人はみな不思議だと言っています。8年来、会社は作業品質、安全、市場、公益上、同種の会社の中で一番すばらしかったのです。
 
 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子ネット法会)
 
 (続く) 
 
2010年11月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/10/232284.html

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