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雲南省:評判の良い名医が生前に受けた迫害 (明慧日本)雲南省玉渓市の医師で、法輪功修煉者の沈躍平さんは2009年7月、女子第二刑務所で残虐な拷問を受け肺に穴があき、重篤な状態に陥り、一時出所したが、間もなく昆明の第三病院で亡くなった。
修煉により心身ともに恩恵を受けた沈さんは、中国共産党が1999年7.20に法輪功への迫害を開始してから、2000年10月、夫、息子と一緒に法輪功の無実を訴えるために北京の天安門へ行き、横断幕を広げた。しかし、地元の警官に連行され、沈さんは3年の労働教養を強いられ、昆明市の大板橋女子労働教養所に拘禁され、夫の普志明さんは2年の労働教養を強いられ、禄豊県の大坪バ労働教養所に拘禁された。 2004年12月28日夜10時、玉渓市紅塔区公安支局の警官・何暁沛、張翔宇らが、高原明珠の展示会場で沈さん夫婦と他の2人の法輪功修煉者を連行した。その後、紅塔区裁判所は、「610弁公室」の示唆で、4人の修煉者に対してそれぞれ不当判決を言い渡した。沈さんは最初は4年の判決であったが、法廷で紅塔区公安支局が息子・普丹さん(当時中学生)に対して3日間手錠をはめ、恐喝したことなどを暴露したため、1年プラスされ、5年の判決を下され、雲南省の第二刑務所に送られた。夫の普志明さんは4年の不当判決により、雲南省の第一刑務所に送られた。 最初の頃、沈さんと夫は2カ月ごとにお互いの手紙を受け取ることができた。しかし、2006年末以後、沈さんの便りがなくなった。沈さんとの面会も許されなかった。それ以降、沈さんの情報はすべてなくなった。 2009年5月12日の昼過ぎ、第二刑務所から電話があり、夫の普さんに沈さんが危篤状態だと知らされた。当日の午後2時過ぎ、普さんが昆明市の医学院付属第二病院に駆けつけた時、沈さんは緊急処置室で応急手当中であった。すでに骨と皮ばかりに痩せこけて、まるで別人のように変わり、息も絶え絶えの状態で、話すことさえ困難だった。病院側は家族にすぐ第2次危篤通知書に署名させた(第1回目は警官が署名した)。 翌日、同刑務所は高額の医薬費を負わされることを恐れて、沈さんを条件の最も悪い思想改造局中央病院に移送した。夫の普さんは院外から通い、毎日5分間しか面会できなかった。5月15日、同刑務所が一時出所の手続きをしてから、家族はすぐに沈さんを昆明市第三人民病院へ入院させたが、7月16日の夜、沈さんは亡くなった。 入院中、沈さんがまだ話せた時、家族は刑務所の状況を尋ね、沈さんはこのように答えた。「刑務所では、毎日15時間以上硬い腰掛けに座らされ、姿勢を真っすぐにしなければ、監視役の受刑者に手をつねられたり、針で刺されたり、侮辱されたり、罵られたりし、このようなことは日常茶飯事である。半月に一回だけ入浴することができ、ふだん洗面などは許されない。トイレは一日3回に制限され、生理用ナプキンを買うことも許されない。金があっても漬け物などを買ってくれず、食事はわずか100グラムのご飯だけ。1年中肉を食べることはできない。病気がなくても不明薬物を飲むことを強制され、それを飲むと、昼夜ひっきりなしに咳が出て、その時の痛みはとても耐え難い。薬を拒否すると、警官はご飯の中に混ぜ入れる」 このような状態が8カ月続いて、肺は綿のようにぼろぼろになった(診察時に沈さんの主治医が話した。主治医は沈さんも医師なのになぜ早めに治療に来なかったのかと言った)。刑務所の中で、沈さんは5時間以上も昏睡状態になったことがある。一時出所の前の数日間、刑務所は沈さんに毎日1回だけ、わずか茶碗1杯のビーフンあるいはおかゆだけを食べさせたが、いつも昼ごろから翌日の朝まで空腹にさせる。沈さんは、家族から届けられた栄養品、果物はすべて与えられなかった。 沈さんは家では良妻賢母であり、病院では優秀な医師であった。他の医師が担当する日の患者は20人前後で、沈さんの担当日は60人前後、電話で予約する患者も多かった。 沈さんは困っている患者を見ると、いつも手助けをしていた。ある日、ごみ拾いで生活を維持している女性が、熱の高い子供を背負って来た。お金がなく、身なりも汚い。沈さんは自分のお金を出して子供を治療した。沈さんは家に帰っても、患者からの電話にていねいに対応し、このような事例は数かぎりなくある。 沈さんは法輪大法の「真・善・忍」に基づいて自分を律し、人とのトラブルは一切なく、このことはすべての従業員や患者に知られていた。特に修煉後は、何度も省市の医学賞を獲得した。しかし、このように尊敬されていた医師が、無惨にも中国共産党に虐殺された。 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者の情報は中国語ページを参照) 2010年11月20日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/11/232301.html) |
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