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刑務所で修煉を始めた法輪功修煉者、迫害され死亡

(明慧日本)刑務所で法輪功の修煉を始めた張艶芳さんは、ハルビン市の女子刑務所で10数年間、残忍悲道な迫害を受け尽くし、2010年11月2日に亡くなった。享年54歳であった。張さんは、吊るし上げられる、鉄椅子に座らせられる、滅多打ちされる、凍らせられる、食事を禁止される、眠ることを許されない、長期にわたり牢屋に監禁される、野蛮な灌食など各種の拷問を受けていた。
 
 張さんは1993年に刑事犯罪で死刑、執行猶予2年を言い渡され、黒竜江省の女子刑務所に入れられた。当時の張さんは非常に重い気管支炎、リウマチ症、リウマチ性心臓病を患って、重労働に参加できず、病人犯監区で服役した。 
 
 1995年、張さんは刑務所で法輪功の修煉を始め、その時から張さんは法輪大法の「真、善、忍」に基づいて自分を律し、体は奇跡的に回復し、全身にも力が満ちあふれ、自らの道徳向上に努力するようになった。
 
 1999年7.20、中国共産党が全面的に法輪功を迫害した後、張さんは修煉を放棄しないとして、残虐な迫害に遭った。張さんは自分が大法により心身ともに恩恵を受けたこと、法輪功がいかに人を善に導き、人の道徳を回復させたかを教えたが、理不尽に牢屋に1カ月以上監禁され、何度も殴られた。
 
 1999年から2008年まで、張さんは17回牢屋に監禁され、累計すると4年にもなり、残酷に迫害された。張さんは断食でそれに抗議した。
 
 2003年9月、張さんは煉功したため警官に前歯を蹴り落とされた。警官は張さんの顔と体を滅多打ちにし、紫色に変わっても手を緩めず、塩水で体をこすり、侮辱し罵った。
 
 2004年8月、張さんは6カ月以上断食して牢屋に監禁されている修煉者の釈放を求めた。その間、張さんは4カ月半も地面に手錠でつながれ、敷物もなく、高熱があってもベッドに上がらされなかった。
 
 2010年4月、張さんはすでに骨と皮ばかりに痩せこけて、ご飯が喉を通らなくなり、食べても嘔吐し、長期にわたって非人道的な迫害を受けたため、心身は極めて大きく傷つき、すでに歩く力もなかった。10月中旬に、生命の危険が目の前に迫った。本人と家族は何度も治療を求めたが、刑務所側はただ刑務所の病院まで連れて行き栄養状態が良くないことを口実にして、治療させなかった。一時出所を求めても拒否された。 
 
 2010年10月22日の夜、張さんは3回けいれんし、それでも警官は病院に行く許可を出さなかった。2010年11月2日昼、張さんは亡くなった。 
 
  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年11月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/20/%E5%9C%A8%E7%8B%B1%E4%B8%AD%E5%BC%80%E5%A7%8B%E4%BF%AE%E7%82%BC%E7%9A%84%E5%BC%A0%E8%89%B3%E8%8A%B3%E8%A2%AB%E8%BF%AB%E5%AE%B3%E8%87%B4%E6%AD%BB-232729.html

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