遼寧女子刑務所の迫害により女性法輪功修煉者が死亡(一)
(明慧日本)遼寧省葫芦島市在住の法輪功修煉者・史迎春さん(60歳代女性)は2010年3月18日、遼寧省女子刑務所で迫害されて死亡した。史さんはただ法輪功を修煉したという理由で、数回強制連行され、5年以上の不当な労働教養処分を2回受け、拷問された。2008年8月30日、再び強制連行され、7年の実刑を科せられた。遼寧女子刑務所に収容され、死亡するまで残酷な迫害を受け続けた。
史さんは野菜を売って生活していた。史さんは歯の癌、胆のう炎、神経衰弱などの病気を患って、治療してもよくならなかった。健康作りの気持ちで、1995年に法輪功の修煉を始め、1カ月後、すべての病気が消えて健康を取り戻した。法輪功の信条である「真・善・忍」の導きの下で、史さんは修煉者としての寛容な心を保ち、家族や親戚とのわだかまりが解消し、その後、家族3人は法輪功を修煉するようになった。
1999年7月20日、江沢民一派は法輪功に対する残酷な迫害を始め、史さん一家3人はそれぞれ労働教養所に収容され迫害された。この時から幸せだった3人の生活は国家権力によって引き裂かれた。
一、葫芦島留置場で受けた迫害
1999年10月5日、史さんは法輪功の修煉を放棄しないため、公安局に再び連行され、葫芦島市留置場に拘禁された。この期間中、警官から法輪功の修煉を放棄するよう強要されたが、史さんは強い意志で拒否したため、警官らに殴打された。
ある日、警官の李雅杰が数人を連れて、史さんのズボンを脱がせ、「お前は修煉し続けるだろう、俺がまず修煉させてやろう」と言って、ゴム管で史さんを滅多打ちした。平手打ちで目が眩み、靴底で打たれ、鋭い釘先が突き出ている棍棒で殴られ、皮膚に刺さるとその痛みは凄まじいものだった。
ある日、構内での「受刑者の散歩の時間」、史さんは警官の周に呼ばれていきなり平手打ちされた。そして靴を脱がせ、その靴で史さんの顔を打ち続けた。史さんの顔や目が腫れ上がり見えなくなった。それでも周は止めず、滅多打ちし続けた。
警官の李は史さんの煉功を阻止するため、史さんに手かせや足かせをかけ、タオルの一方を足かせに縛り付け、もう一方を口に食わえさせ、腰が曲がったまま歩かせた。足かせの重さで一歩進むだけで耐え切れないほどの苦痛だった。そのほか、足かせのまま長時間正座させられ、痛みで汗がダラダラと流れ落ち、地面が濡れた。夜は寝かせてもらえず、立たされた。史さんが迫害されている悲惨な姿を見て、凶悪な警官の李も思わずため息をつき「殺人犯でさえもお前のような目に遭わされないのに!」と言った。
このように、史さんは留置場で20日ほど迫害され、2年の労働教養を強いられて、瀋陽の馬三家労働教養所に送られた。
(続く)
2010年3月31日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/23/220263.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/3/29/115681.html)
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