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吉林省:四平刑務所における悪質な灌食の実態(写真)

(明慧日本)吉林省の四平刑務所は法輪功修煉者を拘禁し迫害することの残酷さで知られている。ここでは、信仰を放棄しない法輪功修煉者に対して、殴る蹴るの暴行、ビンタを食らわせる暴行、両手を極限まで引っぱる拷問、小屋での監禁、木やゴムの捧または鉄のチェーンを武器とした暴行、スタンガンによる電撃ショック、生殖器と睾丸(こうがん)を狙った性的虐待、肛門の中に歯磨きのブラシを突き刺す拷問、唐辛子などを灌食する拷問など各種の残酷な拷問が行われている。
 
 その結果、2004年まで、すでに4人の法輪功修煉者・王殿仁さん、董鳳山さん、厖世坤さん、於連和さんが同施設により深刻な迫害で死亡した。
 
灌食の図示

 特に注意すべきことは、この施設内では灌食は医療のための緊急措置ではなく、卑劣な迫害手段として実行されていることである。修煉者の体内に灌食された物は濃度の高い塩水、唐辛子の水、アルコール濃度の高い酒、洗剤、糞、小便などがある。施設内の警官は受刑者を使って修煉者に灌食を強行させることを楽しみとして行っている。やり方は大方以下の通り:濃度の高い塩水を体内に注入された修煉者の胃の中に大量の空気を吹き込んだ後、そのお腹を足で強く蹴ることによって一度、飲まされた塩水を吐き出される。ほかに、灌食で排泄しそうな修煉者がトイレへ行くことを禁じるのみならず、体を逆さまにして宙に吊り上げるなどの拷問手段がある。さらに、修煉者は灌食される間に、警官やそれらに利用されている受刑者にコントロールされるため、手錠や刑罰器具で縛られ、行動が制限されている。
 
 また、修煉者は施設側に自分が迫害されている内容の訴状を出したが、施設側は訴状を無視したまま何の対応もしていなかった。修煉者・王洪革さんの家族は電話で訴状の行方を尋ねたが、刑務所の担当者は上級部門・吉林省刑務所管理局の指示に従って訴状を没収したとこたえた。また、法輪功に関する訴状などが一切検察部門への配布が禁じられているのが実態である。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年11月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/17/%E5%90%89%E6%9E%97%E5%9B%9B%E5%B9%B3%E7%9B%91%E7%8B%B1%E5%88%91%E7%BD%9A%E7%A7%91%E9%95%BF%E5%AD%99%E8%89%B3%E6%B8%85%E7%9A%84%E6%81%B6%E8%A1%8C%EF%BC%88%E5%9B%BE%EF%BC%89-232626.html

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