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マルクス主義と臓器狩り(一)


文/孫思賢

(明慧日本)『カール・マルクス、悪魔への道』ではマルクス主義があるサタン教の秘密組織から生まれた、という重要な事実を明らかにした。エンゲルスは、かつてマルクスは「万に上る魔に憑依されている」、「彼の激怒はやんだことなく、まるで万に上る悪魔が彼の毛と髪を通じて、彼を占有しているようだ」と述べた。マルクスは闘うのが極めて好きだった。彼が好きで、常に口にしている言葉は「この世で敵を咬むことより、更に楽しいことはない」ということだった。暴き出された現代サタン教の内幕資料によると、サタン教が常に行っている活動は、男女が色に狂って狂喜すること、活人祭、また活人祭で殺されるのは魔教を信じてない人である。現在サタン教の教会メンバー、サタン教徒は人を嫌悪させる人や、処刑されるべき人に対して、活人祭を行ってもよいと公表している。
 
 共産国家はみなマルクスを祖師としている。共産国家と共産主義者は大量の殺人を統治手段とし、その殺人手段は極めて残忍であるが、それにはそのわけがある。殺人は共産主義の魔性に符合し、悪魔が人類を憎む現れであり、共産党が敵視している人を取り除く際に活人祭を行わせるのである。このように、共産体制の殺人手段はサタン教の活人祭に由来する。
 
 共産主義国家はいずれも同じく殺人の歴史を持っている。また、生きている人に対する迫害と虐待、および人体の臓器に対する特殊な愛着は、またその共同なところである。
 
 スターリンの妻のおじであるKaganovitchは自分の日記の中で、スターリンは彼に自分の「霊性修煉」について述べたことがあると述べた。「私はある人に別れを告げるとき、その人は四肢が地面についていると想像するが、すると彼は非常に吐き気を感じる人間に変わる。場合によって、私がちょっと好きな人を殺さないといけないと思うとき、あなたは私がどうするか推測できますか? その人がちょうど大便をしている、悪臭を放っている、おならをしている、吐いている、と想像する。そしたら、私はその人に対するうしろめたさを感じなくなる。私は内心からその人を殺そうと思うようになる」 このように、各宗教の信仰者は修める際に、美しい、智慧のある、善良な物事を想像して、彼らが更に慈悲になるようにさせるが、スターリンはまったく逆のことをしていた。
 
 『共産党についての九つの論評』にはこう書かれている。中国共産党(中共)は文化大革命の高潮の段階になって、「日増しに、勢いが増している。この段階になると、心臓を取り出す経験は相当ある。その上、人肉を食べたことのある先輩ゲリラ隊員の伝授もあり、技術はできている。例えば、生きている人の胸部を切開するため、あばら骨の下部を、ナイフで「人」の形に切り、腹部に向けて足で踏みつければ(被害者がもし木に縛り付けられているならば、ひざを用いて腹部を目がけて押し込む…)、心臓と腹部の内臓が自然と飛び出す。先頭の者は心臓、肝臓、生殖器を切り取り、残りは他の者に、自由に分配させる。赤旗は風に翻り、スローガンが大きく響き、盛大で勇壮な場面なのである。……」
 
 カンボジアの首都プノンペンのクメール・ルージュの迫害博物館には、S-21刑務所で特別に造った大脳に穴を開けるドリルが陳列されている。カンボジアを支援する中共のいわゆる「専門家」は、そのドリルで生きている人の頭の後ろに0.8センチの穴を開け、それから頭のてっぺんにも穴を開け、完全の人脳を取り出す方法を教授した。そして、中共の専門家の加工を経て、最高の脳の保健品が作られ、服用すれば精力が満ち溢れることを保証できると述べた。実際のところ、人脳を食べると、人の身体にどんな有益があるかについても、今のところ何の理論もなされていない。このような考え方もまた、邪悪の教義からしか生まれないのである。
 
 よって、多くの共産党国家で発生した大規模な殺人事件は残酷で、邪悪であった。その本当の原因は、共産邪教が国家機器を手に、大規模な活人祭を行い、人民を抑制し、その政権を安定させ、また悪魔は共産体制を利用して、活人祭を行い、悪魔に邪悪なエネルギーを補充しているのだ。
 
 (続く) 
 
2010年12月22日

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