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北京市副市長は台湾で同日に2度も訴状を手渡された(写真) 文/台湾の法輪功修煉者 (明慧日本)台湾立法院は12月7日、人権弾圧に加担した中国共産党(中共)幹部を台湾に入国させない内容の臨時決議案を可決した。しかし、その後、移民局が直ちに入国を許可したため、北京市副市長・吉林は、12月13日台湾に入国した。台湾では入国前、ジェノサイドの罪を犯したとして吉林を正式に刑事告訴した。吉林は12月15日、台中と新竹で法輪功修煉者から訴状を手渡され、告訴を告げられた。
12月15日の早朝、台湾の300人の法輪功修煉者が総長100メートルに及ぶ大きな横断幕を広げ、人権弾圧に加担した吉林が台湾に入国したことに抗議した。
15日午前、台中の「両岸京台科学技術フォーラム」の会場で、吉林は数百人の前で法輪功修煉者から訴状を手渡された。午後、吉林は慌てて車に乗り新竹に向かったが、赤信号で待っていたとき、四面八方から「吉林、あなたは刑事告訴された、法輪功への迫害を停止せよ!」という声が響いた。
吉林が新竹に来る前の午前、法輪功修煉者たちは既に新竹県内湾橋、尖石郷ホール付近で、「吉林、あなたは重罪を犯し、告訴された」、「法輪大法はすばらしい」、「法輪功への迫害を停止せよ」などと書かれた横断幕を掲げていた。 午後3時に、吉林ら約20人が新竹県尖石郷を訪れ、新竹での活動を終え、帰る準備をするとき、法輪功修煉者から訴状を手渡され、さらに「これはあなたへの訴状です、あなたは告訴されました! 善悪には報いがあります。法輪功への迫害をやめてください」と忠告した。隣にいた同行者が訴状をみてすぐにそれを返えそうとして、法輪功修煉者を押し離した。
吉林が新竹を車で離れようとするとき、道路沿いにいた法輪功修煉者たちは「法輪大法はすばらしい」と叫んだ。ある法輪功修煉者はこう言った。「吉林は法輪功修煉者をひどく迫害しています。今、多くの国が人権弾圧罪で告訴されています。私たちは法輪功を迫害する中共幹部を歓迎しません」 台中市議会議員・張耀さんは、吉林が台湾に入国するにあたって、「台湾立法院が可決した臨時決議案の執行が間に合わなかった」と言い訳をしたうえで、「重大な人権弾圧を犯した中共幹部を移民局は台湾に入国させてはいけません。司法機関は人権を尊重し法輪功の刑事告訴を早く執行してほしい」と行政機関を譴責した。 2010年12月28日 (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/12/17/121978.html) |
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