神韻の宣伝活動で協調の重要性を体験(一)
文/日本の大法弟子
(明慧日本)偉大なる師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。
2010年の神韻公演が終わって、早くも3カ月が経ちました。神韻の宣伝、チケットの販売は大法弟子にとって、一つの試験のように私は感じました。私達が出会ったすべての出来事は、一つ一つが試験問題で、真剣に対応しなければ、修煉において向上する機会を失うことになります。特に、街頭宣伝の協調人としての私がミスをすると、全体に影響を及ぼすことになります。
一、全体を念頭に入れて、合理的な段取りをする
街頭宣伝は、ポスター貼りとチラシ配りの二つに分けられます。
(一)ポスター貼り
昨年の経験を踏まえて、皆と相談した結果、今年もやはり関西の修煉者をグループに分け、担当地域を分担しました。これで関西全域を網羅でき、同修のやる気を引き出す面でも効果がある方法だと思います。
グループ分けをする時、私は何度も多くの同修に電話をかけてそれぞれの意見を聞きました。3、4回の変更を経て、10の大グループに分け、さらにそれを19の小グループに分けて、1グループを3人としました。土曜日、日曜日に大阪城公園に数人を残す以外、ほかの参加できる同修は全員出動し、1カ月もしないうちに800枚のポスターを全部貼り終えました。
同修の修煉状態と神韻に対する理解がそれぞれ異なっており、各自の担当地域にも差があるため、貼るスピードは一様ではありません。私は随時、状況を把握して、必要な時に各チームと交流し、調整をしなければなりません。貼る枚数が少ない、あるいは全体の行動に協力しない同修に対して状況を尋ねますが、責めたりはしません。土曜の集団学法の時、それぞれが体験したことを話して、交流しました。
宣伝活動において、細かいところまで配慮するのは、誰か個人のためではなく、正法のためです。協調人になるには、冷静さと責任感を問われます。大法、衆生、同修に対して責任を果たす義務があります。
その後さらに、300枚のポスターを注文しました。ほぼすべて貼り終えて、無駄にしたものはありませんでした。 ポスターを家に持ち帰り、公演までに全部貼り出せない同修もいて、ポスターを無駄にすることが例年ありました。これを避けるために、手元に残っているポスターは早めに返すように、何回もお願いし、皆も協力してくれ、その結果、今年は無駄になったポスターはほとんどありませんでした。
(二)チラシを配り、チケットを販売する
今年も費用の関係でチケットの委託販売をしないため、街頭宣伝はいっそう重要なウェートを占めることになりました。
最初の大きな宣伝活動は、西宮えびすの期間中(1月9〜11日)の活動でした。西宮えびすは10数万人の人出のある大イベントで、私達はみんなきちんとスーツを着用し、旗を掲げ、ラッパを吹き、そして、チラシを配って説明しました。
1日目、経験がないため、街頭のチケット販売について十分準備していませんでした。翌日、みんなは観念を打破し、街頭でチケット販売をするよう努力した結果、20枚以上売ることができました。3日目、前日の経験を生かし、30枚以上を売り、これは今までに前例のない実績でした。こうして、全員が一致協力して生み出す力の大きさを認識し、ふだんあまり参加しない同修、今まで躊躇していた同修も街頭に出て手伝ったりするようになりました。
大きい活動をする時、人員をあまり分散させず、集中して正の場を成すと宣伝効果がぐっと上がる、と西宮えびす祭りを通じて体験しました。ビラを配る人、説明する人、そばでパンフレットを持ってくれる人、神韻の宣伝ビデオを放映する人、もっぱら正念を発する人。この正の場は、邪悪の妨害を強力に防御することができます。その後の宣伝(土曜日、日曜日、祝日)もこのようにして、毎週街頭でチケット販売をしました。
協調人として実際に活動に参加するほか、調整を完全に遂行することはもっと大切です。例えば資料や道具の準備、人員の配置など。一般の同修より忙しく苦労も多いのですが、これは私の逃れられない責任でもあります。たとえ私一人がいくら努力しても、同修の参加と協力がなければ、私には何もできません。街頭での販売実績は同修の協力の結晶です。師父は『アジア太平洋地区学習者会議での説法』で、「実は責任者は招集者であり、修煉の中の普通の一員であり、皆さんのために働く人であり、多くの代価を払う人です」とおっしゃいました。
休日を除いて、平日も毎日街頭で宣伝しました。初めのころ、毎日3、4人しか参加しませんでしたが、私は気落ちせず、毎日電話をかけて同修を呼び出しました。なかなか出て来られない同修にも、家で発正念するように頼みました。私達は一つの全体であり、活動には全員の協力が必要だからです。平日に街頭に出るのは3、4人から、次第に10数人にまで増え、時間と場所を聞くために、積極的に同修の方から私に電話をかけてくるようになりました。
平日の街頭には日本語のできる同修が少ないため、チケットの売れ行きがよくありません。宣伝拠点は販売拠点でもあり、1枚のチケットを売れば1人の人を救うことができるのです。「必ずチケットを売ろう」と同修と交流して、みんなで共通認識を持ちました。
その日、私は3人の同修と正念を発しながら、ある宣伝拠点に行きました。ビラを読んでいる通行人を見かけ、日本語のできる同修に説明するように頼み、結局、その人はすぐにチケットを1枚購入しました。その後、2枚売れ、また、家に帰って相談すると言う人もいました。その日から、平日にも街頭での販売実績が出るようになりました。夕方、仕事帰りの同修が街頭でチケットを売り出した実績もあります。2010年の公演のチケット販売で、街頭販売が大きなウェートを占めるようになりました。
(続く)
2011年01月02日
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