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黒竜江省:旅行会社の経営者、営業許可証を不当にはく奪される(写真)

(明慧日本)黒竜江省富錦市に在住の法輪功修煉者・王金花さん(女性)は長年、中共(中国共産党)の迫害を受けてきたため、家を離れて路頭に迷う生活を余儀なくされた。村から町へ引っ越し、生活のために昨年、小さな旅行会社を経営し始めた。しかし、今年の新年に、東平派出所の所長・裴暁東が自ら王さんの会社へ行き、営業許可証を没収し、家族から3000元をゆすり取った。 
 
 2011年1月15日の夜9時ごろ、東平派出所の警官2人が家宅捜索を行ったが、何もなかったため、援助の警官を呼んだ。しばらくして、ワゴン車が到着し、4、5人の警官が会社に入り、令状もなく捜索を始めた。一冊の『転法輪』を探し当て、王さんにどこにも行かないよう命令したが、王さんはすきをみて逃れた。
 
 これに怒った派出所長の裴暁東は、引き出しから600元と通帳を没収し、さらに営業許可証を持ち帰った。そして、王さんの弟と夫を派出所へ連れて行き、書類に署名させた。その2日後、王さんの弟が営業許可証を取りに行ったとき、裴所長は1500元を要求し、最後には3000元を要求した。営業許可証がないと商売ができないため、家族は言われるがままに3000元を借りて渡した。 
 
 1999年7.20に法輪功の弾圧が始まり、硯山郷派出所の所長・柴景福は法輪功修煉者の自宅を家宅捜索していた。多くの法輪功修煉者の金品を奪い、農業用の車と米も没収した。その結果、悪報に遭い2004年に交通事故で死亡した。 
 
 富錦南派出所は、多くの法輪功修煉者を連行して迫害していた。王さんもその中の1人で、半月近く殴られ、最後に800元の罰金を払って、釈放された。王さんは陳情するために200元を持って、列車に乗り2日かけて北京へ向かった。しかし、警官に連行され、3日も食事を摂らこともできずに労働教養所に移送され、迫害された。家で待っている5歳の子供は親戚の家を転々とするしかなかった。 
 
 2007年10月、警官は王さんの自宅を家宅捜索したが、何も見つからなかった。当時、家族は警官が外で「家には何もない、どうすればよい」と電話で話していたのを聞いた。その後警官は、修煉物語や明慧週刊を見つけた。これを証拠にパソコンを没収し、王さんを連行した。保証書に署名したら家に戻すと言ったが、7、8日後、労働教養所に監禁して迫害を続けた。5カ月間監禁された後、家族が9000元を渡して、釈放された。
 
東平派出所の所長・裴暁東

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年01月31日

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