メキシコのマスコミ、中共が暴徒に法輪功を襲撃させた事件を報道
(明慧日本)メキシコシティのチャイナタウンで、2011年2月5日に行われた旧暦新年祝賀イベントに参加した法輪功修煉者らが、中華街周辺で暴徒に襲撃された事件が起きた。現地のマスコミ数社が事件を報道し、「La Razon」紙が事件を3分間の動画にしてユーチューブに載せた。
現場で事件の始終を目撃した「La Razon」紙コメンテーターのヘラルド・デ・ラ・コンチャ氏は記事の中で、ある暴徒が中国領事館を代表していると宣言し、またある暴徒は上からの命令だと告白したと証言したことから、中国領事館の仕業に違いないと確信する。
記事によると、メキシコ人と中国人の法輪功修煉者らは新年祝賀イベント用の花車に、平和と純潔を意味する蓮の花、「真・善・忍」の横断幕、迫害を暴露する写真などを飾りつけた。
現地時間の午後2時を過ぎたとき、数人の暴徒が突然現れ、ナイフで横断幕の紐を切断し、写真を剥がして破り、蓮の花を踏みつけたりして暴れていた。突然の出来事だったが、修煉者らは平常心を保ち続け、手出しはしなかったという。
また、現場にいたメキシコの警官が暴徒の凄まじさに怖じ気づき、阻止できなかったことについて、ヘラルド氏はメキシコの恥だと非難した。
他の目撃者の中国人修煉者は「もし、私が中国にいたら、いまごろ迫害を受けて死んでしまったかもしれない。メキシコの住民として言論・信仰の自由が保証されているはず。ここで中国みたいなことが起きて欲しくない」と心中を明かした。
米国法輪大法学会の代表・楊森さんは「法輪功修煉者は、合法かつ平和的な方法で迫害の実態を市民に伝えようとしていたが、暴徒に襲撃されるとは実に残念なこと。一刻も早く犯罪者を逮捕するよう願っている」と、コメントを発表した。
同月の12日、ニューヨーク・フラッシング地区で行われた新年祝賀パレードでも、暴行事件が起きた。警察は「容認できない。これは許されないことだ」と、強固な態度を示し、華人と見られる暴徒はすぐに逮捕された。
2011年02月25日
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/2/18/123319.html)
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