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天津市港北刑務所、刑期満了日に法輪功修煉者を釈放せず拘禁し続ける

(明慧日本)法輪功修煉者・任東升さんは、5年の刑期が2011年3月7日に満了したものの、収容施設・天津市港北刑務所は任さんを釈放せず、他所へ連行し、引き続き監禁した。
 
 連行当日、任さんの母親(80代)と息子が任さんを刑務所に迎えにきたが、数時間後に突然、武装警察らに取り囲まれて、「迎えに来た者は何人か」と聞かれた。迎えに来た家族が2人と知った警官は、不気味な笑顔を見せながら、家族側に「任はすでに静海県の役人に連れ去られた」と言った。
 
 そのため、任さんの母親は静海県城関派出所に駆けつけ、息子の状況を訪ねると、「任さんは板橋労働教養所へ移送された」と言われた。結局、遠く離れた同所で「任という人はいない」と言われて返されたことで、最初から騙されていたことが分かった。
 
 任さんと妻・張麗芹さんは、いずれも法輪功を学んでいるという理由で、懲役5年と7年の不当判決を受けた。家には70歳の高齢者と未成年の子供が残され、任さん一家の生計に影響を及ぼした。
 
天津市港北刑務所

2011年03月15日

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