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甘粛省蘭州市:洗脳班で法輪功修煉者が不明薬物を注射され続ける

(明慧日本)蘭州市の法輪功修煉者・劉宛秋さん(57)は2010年11月5日、中共(中国共産党)により法輪功が迫害されている内容のチラシを配っていたとき、西固区の役人に龔家湾洗脳班まで強制連行された。

不明薬物注射の実演

龔家湾洗脳班(矢印部分の2階建て)

 連行の初日から、4日連続の断食を続けて迫害に抗議していた劉さんは、施設の中で田華と喬厚全により栄養補給を口実に、ベッドで動かずに縛られたまま2本分の不明薬物を注射された。それ以降、劉さんの体から胃のもたれや体臭、摂食障害の症状が出た。
 
 2011年3月8日、体が極度衰弱していた劉さんは、病院でロープで縛られ、血液採取を強いられた。同日、施設で葡萄糖の補給を口実に、また不明薬物を注射されたが、胃などの内臓や筋肉に激しい痛みが走り、嘔吐も止まらなくなり、死の寸前となった。
 
 3月9日、面会の場所では、正常に立つことができず、ふらふらしたり、精神状態が悪化したりした劉さんの様子を訴えた家族に対して、施設側はびくびくと対応しながら、その場で劉さんを釈放した。
 
 かつて、2003年と2005年の間に繰り返し強制連行されていた劉さんは、同じく龔家湾洗脳班で吊るし上げる拷問や暴行、不当監禁を受け苦しめられた。その間、1年あまりの労働教養を科せられ、顔が変形するまで暴行されたこともあった。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年03月22日

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