「真・善・忍」を教育方針とする教師ら、中国で逮捕・拷問、台湾では表彰(写真)
(明慧日本)明慧ネットは3月15日、『ある自閉症児童に転機をもたらした先生』と題する台湾からの報道文章を掲載した。文章の中では、自閉症で攻撃性があると診断されたある児童が五年生になると、李長柏先生が担任するクラスに入り、どのように変わっていったのかを紹介した。
| 李長柏先生 |
報道によると、この自閉症児童の担任・李長柏先生は法輪功を修煉しており、いつも昼食後の休み時間を利用し、児童達と一緒に法輪功の著作『転法輪』を読んだり、悩み事を聞いてあげたり、また児童達と一緒に修煉の原則「真・善・忍」に基いて交流し、解決策を探ったりした。この自閉症児童はこれに参加したことで大きく変化し、だんだんと攻撃的な行動を抑えるようになり、物事の良し悪しを分別する力も付いてきたという。
台湾では李長柏先生のように法輪功を修煉し、そして「真・善・忍」の理念を教育方針とする教師が多く、また国や地方自治体に表彰された人も多くいる。例えば、2008年10月6日、「真・善・忍」を教育方針とする台湾雲林県桂林小学校の校長・陳瑩聡先生は、96年度の教育特別貢献者として教育部に表彰された。
| 教育部に表彰された陳瑩聡校長 |
このほか高雄市立五福中学校の主任・張素杏先生、花蓮県明義小学校の教師・李敏瑜先生、宣蘭県慧灯中学校の校長・洪騰祥先生なども、それぞれの自治体所属の教育局、及び民間の教育事業協会に表彰された。
しかし一方、中国本土では全く違っている。明慧ネットによると、2011年3月7〜16日までのわずか10日間で、18人の教師が迫害を受けたという。これは、厳しい封鎖を突破して送信された情報だけである。
18人はそれぞれ、河北省、四川省、内モンゴル、山西省、上海、陝西省、福建省などの大学などで務めていた。職場で評判の良い18人は、ただ法輪功の修煉をしただけで、不当に逮捕・拷問され刑務所に入れられた。その被害は家族にまで及んでおり、子供は就職や進学などへの影響はもちろん、拷問、迫害で両親が亡くなる苦痛にも耐えなければならなかったという。
| 幼稚園の保育士・胡苗苗さんは拷問を受けて3カ月ほど立つことができなかったという |
同じように「真・善・忍」を実践し、仕事をしっかりと行い、保護者から金銭を一切もらわずに積極的に生徒・学生を指導する中国の教師達は、台湾の教師とは全く違う境遇となっている。
2011年03月28日
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