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中国で迫害を受けた夫婦、アメリカで法輪功迫害の制止を呼びかける

(明慧日本)法輪功を習っていたという理由で中共(中国共産党)当局による一連の迫害を受け苦しめられてきた。夫婦2人の張蓮英さんと牛金平さんは、2011年1月、当局の迫害を逃れるために娘を連れてようやくアメリカにたどり着いた。そこで、数年来、自分が受けてきた中共の弾圧政策のもとで利用されている警察などの司法部門による拷問、悪質な洗脳、嫌がらせ、家族への脅迫など、数々の迫害を暴くことを通じて、夫婦2人は中共当局の法輪功修煉者への人権蹂躙を一刻も早く停止させるように呼びかけている。2011年4月23日、フランス通信社(AFP)は次のように張さん夫婦が述べた迫害状況を報道した。
 
 張さん夫婦は11年来、法輪功を放棄しなかったことで、労働教養所に送り込まれ、数年の獄中生活を強いられた。2008年の北京オリンピック前夜にも、警察らに自宅で頭から袋をかぶせられ、施設まで強制連行された。張さんは同じく修煉者を迫害し、拘禁するアジトであった馬三家労働教養所へ移送され、数百人の修煉者とともに監禁されていた。
 
 施設で張さんは不屈な精神を見せて「法輪大法は素晴らしい」と口にしたことで、木の板で口を塞ぎ込まれロープで固定された。当時、この拷問を受けた傷跡が未だに顔や腕に残っていたという。中国東北に位置するこの瀋陽市馬三家労働教養所では、修煉者に精神面に高圧なプレッシャーを与えたうえ、肉体面にひどい暴行を加える拷問を常用していることで、修煉者に修煉を放棄させようとしていた。
 
 夫の牛さんは北京で、ヨーロッパ議会の副主席であったエドワード・マクミラン-スコット氏と会って話したという理由で、再度当局に逮捕された。連行後、留置場で看守と受刑者で数十人にスタンガンを体に押し付けられて電気ショックをさんざん加えられた。
 
スタンガンで電気ショックを加える拷問の実演

 また、張さんは、中共当局は法輪功の関連ニュースをマスコミに報道させていないが、実は以前と変わらず修煉者に対して悪質な監禁などを実施し続け、迫害を隠蔽するための偽装工作で国際社会を騙そうとしていると暴露した。
 
2011年04月28日

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