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中国・アメリカ・香港の弁護士、広東省長の処罰を呼びかける（写真）

（明慧日本）「ジェノサイド」の罪と「国際人権規約」を犯したとして2010年8月16日、広東省の省長・黄華華が台湾の法輪功修煉者によって告訴された。

　各国のマスコミが即座に黄容疑者の暴行について報道したため、台湾各界は直ちに黄容疑者を拘束するべきだという世論が高まった。しかし、台湾の司法機関は速やかに黄容疑者を拘束できなかった。これに対して、法輪功の弁護士団と中国国内、ニューヨーク及び香港の有名な弁護士らは遺憾の意を表したと同時に、国際社会の正義を守るため、黄容疑者のような人権犯罪者を法によって処罰すべきだと強く呼びかけた。
　

8月19日午後、「法輪功への迫害を制止しよう」という横断幕を目の辺りにしながら下船した広東省の旅行団。黄容疑者は恐怖のあまり下船できなかった

　法輪功修煉者の人権が広範囲で深刻に侵害されていることに対して、北京の人権弁護士・唐吉田さんは、「台湾政府及び司法機関が明確な態度を示し行動にでるべき。極めて残酷な手段で迫害に加担し、根絶政策を実施してジェノサイドを犯した黄華華はどこへ行ったとしても非難されるべき」と述べた。

　香港立法会の梁耀忠議員は「人権保護の目的においても、台湾司法機関は国際慣例に従って訴追すべきだ。この案件を通して人権に関する犯罪者が減り、中国人の人権が守れることを願っている」と述べた。

　法輪功修煉者が黄華華を告訴した件について、香港の民主党主席で立法会議員・何俊仁氏は、「告訴された人がどのような身分であっても、台湾当局は法に基づいて処置すべき。法的根拠があれば、人権に関わる告訴は、恐れずに法律に従って処罰し、司法の公平性を持って被害者を慰めるべき」との見解を述べた。

　中国湖北省出身のコンさんは、両手が法輪功修煉者の血で染められた殺人者が台湾で善良な人間のように振舞っていて、全くの恥知らずだと怒りを表した。また、新聞から黄華華が告訴されたことを知って大変励まされたと話し、台湾の民主的法治が中国人の人々に不法な役人に立ち向かう自信を与えたと語った。

　台湾法輪功の弁護士・朱婉キ氏は、今回の訴訟に支持を表明した人権弁護士・国会議員・県議員及び市議員など法曹界と政界の人々に対し、11年及ぶ残酷な迫害を受けてきた法輪功団体のために立ち上がったことに感謝の意を示した。

　また、法輪功団体と弁護士団はこれらの犯罪者を法の下で裁くまで努力し続けると述べ、そして、台湾の司法機関が正義ある行動を取ることを信じていると語った。
　
2010年09月09日

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/25/228817.html）