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山東省煙台地区での迫害事例(四)(写真)

(明慧日本)
 
 煙台龍口市の法輪功修煉者が迫害により死亡
 
 煙台龍口市豊儀鎮曲家溝に在住の法輪功修煉者・田香翆さん(61歳女性)は、北京へ陳情に行ったため、2000年7月12日頃、豊儀鎮政府に拘禁された。7月20日、田さんの家族は、豊儀鎮政府から田さんを自宅に引き取ってほしいと連絡を受けた。自宅に戻った後、田さんは意識不明のまま、7月22日に病院で死亡した。
 
 煙台龍口市の開発区北ゾウ前村に在住の法輪功修煉者・鄭淑芹さん(58歳女性)は、北京へ陳情に行った際に強制連行され、精神病院に拘禁され迫害された。その後、鄭さんは精神に異常をきたし、2002年6月に死亡した。
 
 煙台栖霞市寺口鎮南横溝村に在住の法輪功修煉者・王麗萱さん(27歳女性)と、息子の孟昊ちゃん(生後約8カ月)は、2000年11月7日の午前中、天安門広場で強制連行された。その日の午後、2人は煙台開発区公安局の牟某により、煙台開発区北京駐在所(華オセンター18階)へ連行された。午後4時ごろ、王さん親子は18 階から転落し、死亡した。 なぜ2人が転落したのか、原因は不明のままである。当局より連絡を受けた王さんの家族は、北京に駆けつけ、変わり果てた王さん親子の遺体と対面した。法医の死亡診断書によると、王さんの頚椎は骨折しており、坐骨も断裂していた。また、頭部に凹みがあり、腰部に注射針の痕跡があった。孟昊ちゃんは両足首の部分に深い傷があり、頭部には紫斑があり、鼻に血痕が残っていたという。
 
 以上の事例は、迫害事例の氷山の一角に過ぎない。
 
卒建紅さん

 情報によると、2007年8月のある夜、卒建紅さんは、刑務所で酷く迫害されて両足が麻痺し、失禁した。卒さんは、気温零下10数度という冬の厳しい寒さの中、コートを着ることを禁止され、窓を開けたままにされた。また、卒さんは酷く殴打され、灌食などの迫害も受けているという。また、夏に殴打されてできた傷口から膿が出て服にこびりつき、かさぶたができたという。中共(中国共産党)の役人らは、膿で皮膚とくっついた卒さんの服を繰り返し破り、卒さんを苦しめた。
 
山東省(済南)女子刑務所

拷問の実演:詳細不明の薬物を注射

  以上は、卒さんが受けた迫害の幾つかの事例。他の法輪功修煉者も、同じように拷問を受け迫害された。法輪功修煉者・姚桂華さんは、10数人の警官に、椅子を裏返した足が付いている狭い部分に座ることを強いられ、背中の脊椎が変形してしまった。周樹春さん(第2監区)、石寧さん(第3監区)、孫月華さん(第7監区)、許美さん(第7監区)、崔玲さん(現在釈放されている)、張偉さん(第6監区)、劉清梅さん(第6監区)、王洪玉さん(第6監区)、林建平さん(第9監区)、李桂蘭さん(現在釈放されている)、陳玉花さん(第6監区)、李宝環さん達も、卑劣な手段で酷く迫害された。
 
 (完)
 
2011年06月01日

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