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ある女医の修煉物語(写真)(一)

(明慧日本)北台湾の有名な私立病院で小児科医を勤める筱梅さんは急いで車を止めて、駐車場から500メートル離れた12階建てのオフィスへと走りました。筱梅さんは手で胸を撫で、深呼吸して息を長く吐きました。彼女が坐ると、「あれ? 尿漏れはしなかったの?」と突然気がつきました。筱梅さんはしばらくぼんやりしたあと、次に感じたのは「尿漏れが無い生活はこんなにも楽なのか」ということでした。
 
 小児科医で、遺伝学を専攻している筱梅さんは30歳をすぎて出産後、尿漏れという後遺症に苦しみ、咳やくしゃみをしたり、走ったりすると尿が漏れ、その苦しみと不安は長い間彼女を困惑させました。夫婦2人とも医者でありましたが、尿漏れにはなす術がありませんでした。筱梅さんは法輪功の修煉を始めてからしばらくして、この病気が治りました。
修煉後、心身ともに健康になった王筱梅さん

 
 顔のニキビが消え、尿漏れも治った
 
 筱梅さんは「当時、人生の方向と真の意味を見つけたことに大喜びましたが、法輪功の修煉をして半年も経っていないうちに、身体がこんなに不思議に改善され、尿漏れが治っただけではなく、中学生のころから多くの治療費を使い、健康食品を買っても治らなかった顔のニキビも消えました」と話しました。つるつるの白い肌を想像もできず、20年奮闘し、やっと法輪功の修煉によって治りました。
 
 王筱梅さんは1972年台湾中部の雲林県闘六市の暖かくて幸せな家庭に生まれました。彼女は多才で、品行と学力にも優れ、小さいころからスピーチ、朗読、芸術コンクールで優勝し、小学生の全国十大模範児童であり、高校のときは物理コンクールの優勝者でした。高校卒業後、多くの人にうらやましがられる台北医科大学医学系に合格しました。
 
 優秀で順調な人生、しかし楽しくはない
 
 ご主人は大学の同窓生で、卒業して一緒に有名な私立の大手病院で医者として勤めました。しばらくして、ご主人は公立病院に転職しました。結婚後、娘と息子が生まれました。多くの人々にうらやましがられる幸せで円満な人生でしたが、筱梅さんは楽しいと感じませんでした。小さいときから彼女の頭の中にあった疑問は順調な人生の中で解決されず、科学の方法で謎を解き明かそうとしましたが、いくら考えても解けませんでした。
 
 「人はなぜこの世に来たのか? その後、この世を去るのは、何のため生きているのか? 生命の意義は何か? 人生の真諦はどこにあるのか? この世で、よい生活をしている人もいれば、よくない生活をしている人がいるのはなぜか? よいことをする人がおり、悪いことをする人もおり、その結末は何か」などと、小さいときから彼女はこれらの問題をよく考え、解答をずっと探してきました。大学生のとき、よく本屋に行って心霊についての本を探しましたが、いつも解答を見つけることができませんでした。
 
 「生活がいくら順調でも、賞品や賞状をいくらもらっても、楽しくありません。あの楽しさは一瞬のもので、その後は空虚でした。姉はよく私に心霊についての書籍をくれて、私と同じように解答を探していました」と筱梅さんは話しました。
 
 姉からもらった貴重な書物
 
 台湾では、多くの家庭は皆、天を重んじ、祖先を尊敬し、神、佛を拝みます。筱梅さんの家庭も例外でなく、小さいときから、知らず知らずにその伝統を受け継いできました。筱さんは神仏や祖先を汚す不敬な気持をまったく持たず、神仏の世界を信じようとしましたが、自分を納得させる証拠をなかなか見つけられませんでした。筱梅さんは気功を信じず、さらに修煉を考えたことがありませんでした。姉は修煉をしていましたが、ハイレベルの知識人である姉が、どうして理性よりも感情を優先し、どうして迷信を信じているのかと思っていました。
 
 2005年の春、姉は一冊の金色の表紙の『転法輪』をもってきて、あまり話さず急いで帰りました。筱梅さんは普通の書籍と同じだと思って放っておきました。半年後のある日、長い間に仕事と家庭のいろんなプレッシャーを受けた彼女は突然何もしたくなくなり、ふと『転法輪』を手に取って読んでみました。
 
 (続く)
 
2011年06月02日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/5/20/125406.html
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