河南省:法輪功修煉者が留置場で過酷な強制労働、家族は脅迫される
(明慧日本)河南省済源市に在住の法輪功修煉者・武素琴さんは、法輪功を修煉しているという理由で、2009年12月に済源市留置場に不当に連行され、労役を課され、拷問を受けた。2010年6月、武さんは再び留置場に強制連行された。10月、武さんは小浪底洗脳班に強制連行され、5カ月間近く壮絶な迫害を受けた。
2009年12月9日、武さんが自宅にいた時、私服警官らがドアを蹴って自宅に押し入り、強制的に捜査を始めた。捜査後、私服警官らは法輪功の創始者の写真、音楽プレーヤー、法輪功の関連書籍などの私物を差し押さえた。その後、武さんは済源市留置場に連行された。
留置場で武さんは過酷な労働を強いられ、武さんに仕事の量を増加させ、武さんの手を殴打した。武さんの手の皮膚は、内出血して黒や紫色の傷跡ができ、指は腫れてしまい、曲げることができなくなった。警官らは生産性を高めるため、武さんを眠らせず、連続して夜勤をさせ、武さんは頭がもうろうとして目がかすむようになった。無理やり押しつけられた仕事が終えられなかった武さんは大きな足かせをはめられ、敷地内を3周歩くように強制させられた。武さんの足はすぐにつぶれてしまい、血だるまのように足が太く腫れ上がり、歩行困難になってしまった。
| 拷問の実演:大きい足かせをはめられる |
警官らは武さんに、会話すること、身動きすることを禁じ、労役を引き続き強制した。精神的、肉体的な迫害により仕事をすることができなくなった武さんは、再び独房の中で、スタンガンで7〜8回にわたり電気ショックの拷問を受けた。武さんの身体は傷だらけとなり、全身に黒と紫色の傷跡ができ、歩くことができなくなってしまった。武さんは留置場に不当に拘禁され、35日間苦しめられた後、やっと自宅に戻った。
| 拷問の実演:スタンガンによる電気ショック |
2010年6月7日、武さんは済源市町の路上で警官らに強制連行された。健康診断の結果、血圧が300まで上がったため留置場は断ったが、警官らはそれを無視して、強行に武さんを留置場に閉じ込めた。
2010年10月12日、武さんは留置場から小浪底洗脳班へ送られ、5カ月間近く、壮絶な迫害を受けた。留置場で、中国共産党、江沢民集団がでっち上げた法輪功を中傷するテレビ番組、偽のニュースなどを見ることを強いられ、法輪功の創始者をののしることや、法輪功を修煉しない保証書を書くことを強制させられた。警官らは、武さんの家族を脅迫し、家庭の対立を煽って武さんに圧力がかかるよう企み、信仰を放棄するように強制している。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年06月19日
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