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仕事の環境の中で法を実証する


文/中国山東省の大法弟子・心明

(明慧日本)私は、1998年に法輪大法の修煉を始めました。修煉する前、私は心が狭く、小さいことにまでこだわり、いつでもどこでも完璧主義であり、他人から、良い人だと言ってほしいと思っていました。修煉を始めてから、私は次第に変わり、修煉者の基準で自分を律するようになりました。
 
 私が修煉して間もなく、職場で人事異動があり、私は別の部門に移りました。当時、その部門の上下関係は非常に悪く、トラブルが目立っていました。師父は「われわれが口を開いてものを言う時には、煉功者の心性に基づいて言うので、人と人との間の和を損なうようなことを言わないし、良くないことを言わないのです」(『転法輪』)と説かれています。私は師父の教えに従い、上下関係でトラブルを引き起こすようなことはせず、常にお互いに理解しあえるよう配慮しました。同僚たちには、「責任者には責任者なりの難しさがある」と言い、責任者には、「同僚たちの意見を適時に反映するべき」と言い、またそのやり方に対してもアドバイスしました。私はいつも間に立って、お互いに協調すべきだと話しました。
 
 時が経つにつれ、部門全体はますます団結し、年末には会社の各指標で、全部門の第1位となりました。このことにより、責任者は私に対して、いつも良い印象をもってくれました。その後、私が北京へ法を実証しに行った時、一部の人たちは私のことを理解しませんでしたが、責任者である彼は、ずっと私をかばってくれました。誰かが私のことを言いだすと、彼は「法輪功を修煉する人たちは、みんないい人です。信仰が違うだけです」と言ってくれました。
 
 私は、常に人を先にと考えるようになり、すでに習慣となっています。個人の利益のことで、他人と争うことはありません。仕事の中で他人から誤解されても、わざわざ弁解しませんでした。ある同僚は、私の悪口をよく人に話していました。私は気にせず、仕事の上で、いつも私はその人をサポートしていました。その人は次第に、悪口を言う事がなくなり、決まり悪そうに、もう二度と私の悪口を話すことはありませんでした。師父は『転法輪』の中でおっしゃっています。「早く出勤し遅く退勤するようになり、コツコツと働き、上司から与えられた仕事は何でも文句無しに受け入れ、利益をめぐって争うこともなくなりました」 この数年、私は法に照らして行動し、私の度量はますます広くなり、競争が激しい職場の環境の中でも、私は常に明るく元気です。会社の上司や同僚は、大法の素晴らしさを、私を通していつも目にしています。
 
 ある日、私は会社のパソコンで大法の経文を読んでいましたが、パソコンを閉め忘れて外出し、上司に見られてしまいました。上司は私を呼んで、説明してほしいと言いました。私は、「上司の方たちに、多くのことをずっと話したかったのですが、口では説明し切れないかもしれません」と答えました。すると、上司は文章に書いてもいいと言いました。私は、これは真相を伝えるよい機会だと悟り、修煉を始めたきっかけから、北京へ陳情に行ったこと、大法の素晴らしさ、中共(中国共産党)の法輪功に対する迫害などを、詳しく書きました。このことは、師父の慈悲なるご加護と正しい念、正しい行いで、問題なく解決することができました。
 
 オリンピック開催前に、私は会社の上司に呼び出されました。上司は私に、「オリンピックがもうすぐなので、あなたに保証書を書いてもらいたいのです」と話し始めました。私は笑いながら「保証書がそんなに役に立つものですか。それでは、従業員の一人一人に罪を犯さないなどと書いてもらい、よく働けば、なんの法律もいりませんね」と言いました。上司はさまざまな角度から私を説得して、修煉を諦めさせようとしました。「修煉してから、私は本当に変わり、仕事の上でも・・・」私が話し終えるのが待ち切れず、上司は、「確かです。みんなもその点は認めています」と言いました。最後に、上司は、「もうこれ以上言いません」と笑いながら手を振りました。
 
 数日後、地元の派出所の警官が私と話をしたいと会社に来ました。上司は私のために、何度も断りましたが断り切れなかった、と私にすまなさそうな顔をして話しました。私は「大丈夫です。では会って見ましょう」と上司を慰めました。私は発正念してから、会議室に向かいました。私は穏やかな心で、大法に対する私の考え、修煉後の心身の変化などを、警官に話しました。私は、慈悲なる雰囲気に囲まれているように感じ、警官の大法弟子に対する幾つかの偏見を解消しました。最後に、警官は私の手を握って「あなたなら安心です」と言いました。
 
 この数年間、私が警察にかき乱されなかったのは、会社の上司たちが私をかばってくれていたからだと、その後、私はやっと分かりました。私たちが常に大法に従って自分を律し、しっかり行えば、周りの環境を変えることができる、と実感しました。 
 
2011年07月22日

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