日本明慧
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山東省:転向を拒否した修煉者 重点的に迫害される 山東省第2女子労働教養所第1大隊は1カ月前に解散となった。しかし、そこで迫害されている法輪功修煉者らはほかの3つの大隊にそれぞれ移送された。そのうち、銭(せん)純さんは第3大隊に移送された。 法輪功修煉者・銭純さんの両親、姉、夫、娘5人は2010年7月18日午前、銭さんが不当に拘禁されている山東第2女子労働教養所へ面会に行った。面会の条件は所属地区の派出所に、法輪功の修煉を放棄する内容の証明書を書くことだという。銭さんの家族が証明書を持っていないと言うと、警官は「法輪功は良いか? 悪いか?」と聞いた。銭さんの家族は「法輪功はもちろん良いです! 全世界が知っています!」と答えた。すると、当官は上司に伺いを立てる必要があると言って、面会室から離れた。 しばらく待つと、管理課の李課長が来て、「君たちは面会の条件が足りないから、面会できない」と言った。しかし、家族が再三にわたり面会を要求すると、銭さんとの電話通話を認められた。李課長は、「通話の中で、敏感な話題などに言及すれば通話を切断する」と警告した。 法輪功修煉者・銭純さんは今年3月、山東省日照東港の610弁公室のメンバーにより不当に連行された後、「真・善・忍」を信奉し続け、転向を拒否したため、重点的な迫害対象と見なされ厳しく管理されている。銭さんは面会、電話などの権利を奪われ、家族からの手紙も検閲されるという。
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