私は、となりの部屋にいる主人に聞かれないように小さい声で娘に本を読んだり、小さい音でMP3の師父の説法の録音を流していました。私が、外に出て真相を伝える時も、いつも自分がどこにいたのかを主人に言いませんでした。もし、主人も修煉すればこんなに辛くなくなるんだろう。私の修煉もしやすくなるんだろうと思っていました。しかし、私の理解はまったく間違っていました。私は、真善忍の基準に達していません。私は、主人を救わなければいけない衆生とみなしていません。私はひいては主人に対して慈悲を持っていません。私が考えているのは、自分だけです。このように私は旧勢力の按排の道を歩んでしまい、師父の按排した道を歩んでいません。私は、主人に大法について話す前にはまず主人に対して、主人を妨害する邪悪の要素を取り除き、主人がはっきりなるように発正念をするようにしました。効果のある時もありますが、効果のないときもあります。私の心性の次元によって、私の正念はそれだけ強くなるのです。
私が法に基づいて法を理解できている時だけ、修煉において突破し執着を放下でき本当に前進できるのです。
「学びさえすれば、どんな問題も解決でき、修煉さえすれば、法に則って法を認識することさえできれば、できないことなどありえません。」『米国フロリダ州法会での説法』より
数年間たちました。私はかなり変わりました。私の周りも大きく変化しました。特に主人、彼はアルバニア語の転法輪を読み始めたのです。また子供をつれて一緒に広場に行って大法の活動に参加することもあります。真善忍美術展を見た後、主人は感動しました。また、私の友人達をつれて神韻を見ることもあります。
総じて言えば、私の修煉は早く進んでいるわけではなく、私が怠惰な時は妨害もたくさんあります。矛盾もたくさん、問題もトラブルもたくさんあります。子供たちも悪いことをしはじめました。学校でよく出来ていない。または、病気になったりします。私が、異なる次元で状態が変わってしまうので、良い時と悪い時があります。今年の冬に娘は毎月必ず一回病気になってしまい、そのため毎月3、4日学校に行きません。さらに私の息子は2回も頭に怪我をしたので、5針を縫う手術もしました。
ある日娘は私に怖い夢を見たと言ってきました。毎晩眠れません。この子は非常に恐れて怖がっています。どうやら夢の中でさまざまな妖怪や鬼などが、彼女の後ろから追ってきているようです。娘は私に「このことはどういう風に考えるべきですか?」と聞いてきたので、私は「数年前、自分も同じような夢を見たのよ。悪いものが自分を追ってきて、私は常人の方法で戦おうとしました。ひいては銃まで出して撃ちましたが、これらの悪いものはどうしても死にませんでした。」と説明しました。
その時私は、夢の中で発正念をしました。するとただちにそれらが灰になりました。この夢の中で私は、発正念の素晴らしさを身をもって実感しました。このチャンスを通して、さらに大法の原則を娘に説明することができました。そして私は娘に対して、「人間はまるで一つの容器のようなもので、何かを入れればそれになるのです。」『精進要旨(法の中に溶け込む)』より
と、娘に説明しました。さらに「ですから、見るべきでない映画を見ない。見るべきでない本を読まない。あなたはそろそろ自分で転法輪を読むべきです。そうすれば自分の答えが見つかるでしょう」と説明したら、娘は興味津々にうなずきました。
突然となりに座っている息子が「お姉さん、どうして李洪志先生に助けてもらわないの?」と言いました。私は驚きました。息子は私の娘の修煉し始めた歳と同じ年齢です。まだ5歳になっていません。若ければ考えが純粋でしょうと私は悟りました。私たちが寝る前に読んでいる、李洪志先生の説法を聞きながら息子は眠りに入り、よく眠れているようです。しかし、私は昔のように間違いをしたくはありません。修煉の道の中で何度も間違いたくはありません。法が正すことが終わる前に、すべての衆生に救われるチャンスがあります。とくに修煉者は3つのことをしっかり行い、師父の下で法をしっかり実証しなければいけません。
私は、他の同じような境遇の同修に電話をしたいと考えていました。もし、同じような同修がいれば、一緒に法を学んでこの状況を正すことができるからです。自分の身の回りの人ですら救うことができなければ、どうやって他の衆生を救うことができるのでしょう。自分の身の周りの人に対して法を実証できなければ、他の異なる環境の中でも法を実証することができません。
私は、師父がおっしゃったように、「最後になればなるほど精進すべき」という状態を続けたいです。師父に感謝します。
(2011年カナダ法輪大法修煉体験交流会)
(完)