日本明慧
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正法修煉の道を歩む喜び(三)

文/アメリカの大法弟子
 
英語大紀元の発行の仕事に参加する

地元の中国語と英語の大紀元が合併された後、英語大紀元の発行量が増加しました。しかし、人員が足りないため、営業の関係者も自らの意志で発行の仕事を担当するようになりました。明慧ネットで、中国本土の大法弟子がいたる所で資料拠点を作って真相を伝えているのを見て、非常に感動しました。私も自分の住む地域で、大紀元の宣伝を担当しようと思いました。私達、営業のスタッフはスーパー、オフィスビル、病院、弁護士事務所、マンション、銀行、レストラン等で新聞を配り、自分の地域を担当し、新聞を広めることができました。

新聞を配りながら、車で移動する際はいつも師父の説法を聞いていました。自分の考えが法に基づくように心がけることで、自分が通った空間場がすべて清められるようにしました。時々、苦を嘗めることに対する恐怖心、時間を無駄にすることに対する恐怖心、配った新聞を相手が受け入れないことに対する恐怖心、配った新聞が捨てられることに対する恐怖心などの人心が現れてきましたが、これらのすべてが法が正される中で正され、純粋な心で行ないました。

私は毎回、数十の設置箇所を回り、すべての人と挨拶をしているので、時間が経つと相手が積極的に私が配る新聞を積極的に受け取りに来ました。最初は、一部のスーパーやレストランは、私達の新聞を他の新聞と一緒に置いたり、目立たない所に置いたりしていました。そのため、私は経営者に大紀元の新聞を紹介し、それによって私達の新聞が単独で目立つ位置に置かれるようになりました。レジの隣に置かれたこともあります。一部のお店は、ちょうど一カ所しか場所が空いておらず、まさに私達の新聞のために用意されたようでした。

雪の日でも雨の日でも、私は新聞を送り続けました。ある時、あるスーパーの経営者は、もともとそのお店では新聞を置くことは許されませんが、雨の日にわざわざ来てくれたので受け取った、と話してくれました。

また、あるレストランのオーナーは、私達が神韻公演を宣伝するときに、レストランの窓ガラスに貼ってあるクリスマスの飾りをはずして、神韻のポスターを貼ってくれました。

ある時、私が配っている地域で、元国防総省の関係者が新聞の広告を見て、40分間の運転をものともせず、真善忍美術展を見に行きました。

新聞を配りながら中国人に真相を伝える

私は英語版大紀元を配るとき、中国人が経営する会社、レストランに入ることがあります。私はそのとき、中国語大紀元も同時に配ります。私は中国人と会話するのを恐れる心を取り除き、相手と話し、大紀元を紹介し、さらに相手に意見などを求めました。相手の私に対する態度は、冷たく緊張していた状態から、今では笑顔で迎え入れてくれるようになりました。

ある日、私が中華料理店に新聞を配りに行ったとき、入口に入ると、店のコックが私に「法輪大法は素晴らしい」と大きな声で言ってくれました。その場にいた全ての人が、すぐに私の方に目を向けました。私達のために修煉の道を按排してくださった師父に本当に感謝します。私に、より多くの衆生を救い済度するチャンスを与えてくださったのです。

ある時、私がある同修と一緒に、地図上では不動産会社の表示がある所へ広告の商談に行きましたが、行ってみてはじめて、そこに不動産会社がないことに気づきました。私達はちょうどそのとき、お腹がすいたので、そこにあった中華料理店に入りました。

入ってまず新聞をお店の人に渡し、ご飯を食べながら雑談をしていました。中華料理店のオーナーは、以前大紀元の新聞を見たことはありますが、あまり良いイメージはなかったそうです。しかし、今の大紀元は大きく改善し、正規の新聞になったと話してくれました。このオーナーは、法輪功が良いと知っていますが、なぜ政府が邪教と決めつけるか分からない、ひいては常に今まで法輪功の真相資料は時給5ドルで配布していると思い込んでおり、アメリカ政府が支給していると思っていたそうです。証拠はありますか、と聞くと、オーナーは何も答えられなくなりました。そこで私達はオーナーに、天安門焼身自殺事件の真相を説明し、中共による臓器狩りなどの迫害の実態を話し、多くの事実をはっきりさせました。このオーナーは、中共関連組織からの脱退に応じました。そして、レストランに新聞を置きたいと言いました。なぜなら、この中華料理店の近くに大学があり、よく中国人留学生が食べに来るからだそうです。

新聞を送るとき、好意的ではない中国人とも出会います。あるレストラン関係者は、大紀元新聞も見ないし、置いてもくれません。それを聞いた私はめげずに、心の中で、私は尊い中国人のために来ました、と思い、このレストランの2人の中国人と会話する機会を見つけました。最初、相手は大紀元は見ないと言っていましたが、私は、「新聞の中に非常に良い広告があります。買いたい物があれば私達の新聞を見ればいいですよ」と言いました。すると男性は、新聞を見ますと言い、女性は、ファッションの情報を見ますと言いました。「皆さん、大紀元を見るということですね。どの新聞もその情報だけではすべての要求を満たせません。それぞれの新聞に自分の見たいものがあるはずです」と言いました。それ以来、私が新聞を送るとき、相手はいつも感謝してくれました。

大紀元の新聞は、衆生を救うためにあります。私達は人のいるところは必ず新聞があり、広告があるところに必ず真相がある、という目的でやってきました。私個人の修煉体験から、多くの中国人が中共の虚言のため大法に対して誤解が生じていると同時に、人々は法輪大法を知りたがっていることを感じました。新聞を送ることで、旧勢力が作った隔たりを打ち破るのです。大法弟子は、世の人々が救われる唯一の希望です。

師父は、『大紀元会議での説法』で次のようにおっしゃいました。「全世界の大法弟子は世の中を全部包容しており、それぞれ一つの範囲を受け持っています。あなたがぶつかったこと、接触したことはいずれもあなたの範囲の中 の要素です。あなたの正念が強ければ、あなたは自分の範囲で強くて高くなり、中にある良くないものを抑制することができます。すべての大法弟子がこのよう にすることができれば、全世界が変わります。なぜなら、皆さんはそれぞれこの世界で大きな範囲を受け持ち、その部分の衆生を代表しているからです」

以上、不適切なところは慈悲にご指摘ください。

(完)

(2011年米国ワシントンDC法会で発表)
 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/7/28/244602.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/7/31/127120.html)
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