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安徽省:法輪功修煉者が不当連行 幼い子供が残される(写真)

安徽省合肥市の建設銀行の行員である法輪功修煉者・謝紅さん(38歳女性)は、2011年6月24日夜8時半ごろ、突然、警官に家財を差し押さえられ、不当に連行された。現在、謝さんの状況は不明である。

 

合肥市の法輪功修煉者・謝紅さん

謝さんは1996年から法輪功の修煉を始め、心身ともに健康になった。謝さんは特に動物保護の面に力を入れていて、その業績を全国の各大手新聞、テレビ局に報道されたことがあった。

1999年7.20、中共(中国共産党)が法輪功修煉者に対して弾圧を始めてから、謝さんは「真・善・忍」に基づく信奉を放棄しなかったため、何度も中共当局に連行されて迫害された。

2000年12月、謝さんが臨月のとき、父親が末期の食道癌と診断され、すぐに手術をしなければならなかった。しかしその時、母親は法輪功の修煉を放棄しないという理由で労働教養を不当に宣告された。謝さんは仕方なく、父親のことを心配しながら、1人で子供の世話をしていた。叔母が謝さんの手伝いによく来てくれていたが、叔母も法輪功修煉者のため数回連行された。叔母は迫害を避けるため、謝さんの家に来られなくなり、その後、放浪生活を余儀なくされた。

2001年4月、謝さんは生後4カ月の子供がいるにもかかわらず、警官に不当に連行され、洗脳班に拘禁された。謝さんは子供を養育する母親としての権利を奪われ、心身ともに苦痛をなめさせられた。さらに、夫は中共の重圧の下で、謝さんに離婚を要求した。

洗脳班では、謝さんは精神的、肉体的迫害を加えられ、不明な薬物を投与された。数カ月後、やっと釈放されたが、謝さんは極度に衰弱し、子供を抱く力さえなかった。

2002年9月11日、合肥市団結新村住民委員会が「子供の発育状況のアンケート」という口実で、謝さんを住民委員会に呼び出した。しかし、委員会に着いた謝さんは、その場で公安支局の警官に連行されて、洗脳班に拘禁された。

謝さんの幼い息子は、祖母と母親が警官に暴力的に連行される場面を何度も目撃した。

2004年3月と2007年後半、謝さんの母親は法輪功を学んでいるという理由で、警官に2回連行され、1年の労働教養を強いられた。また、2011年6月26日、母親は自宅で再び警官に連行された。

2008年11月、叔母が不当に連行され、1年半の労働教養処分を受けた。

2008年3月4日午前、謝さんは『共産党についての九つの論評』をカバンに入れて外出中、路上で警官に検査され、15日間拘留された。その後、洗脳班に移送され、最後にまた、1年の労働教養を宣告された。

謝さんは経済面でも長期にわたって迫害を受けた。謝さんは他の人より多く仕事をしても、普通の人の給料の10分の1しか支給されず、生活は非常に苦しかった。そのため、謝さんは転職しようと辞表を出したが、610弁公室の指示で会社側に受理されなかったという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/7/29/244606.html)
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