日本明慧
■印刷版   

湖南省:銀行の優秀職員に懲役7年の不当判決(写真)

湖南省チン州市に在住の法輪功修煉者・向懐香さん(61歳女性)は2010年7月19日、中共(中国共産党)当局の警官に不当に連行された。警官は向さんの自宅の家宅捜索を行ない、法輪功の関連書籍や、パソコン、プリンタ、現金約1万7千元を没収した。裁判所は向さんに対して、2010年11月5日から翌年4月7日までに、4回の不当開廷を行い、最終的に懲役7年の実刑判決を言い渡した。

向懐香さん

向さんには一人娘がいた。娘・陳麗娟さん(20歳前後)は2000年、法輪功の真相を政府に伝えるために北京へ行き、連行され、留置場に拘禁された。陳さんは留置場で精神的、肉体的迫害を加えられ、精神障害になった。病状が徐々に悪化し、陳さんは2004年11月に死亡したという。

向さんは経理の専門学校を卒業後、チン州市の建設銀行に就職し、現在は退職している。1996年4月から法輪功の修煉を始めた向さんは、いっそう熱心に仕事に励み、市・省の優秀職員として何度も表彰されたことがある。

しかし1999年7.20、中共は法輪功修煉者に対して弾圧を開始した。向さんは法輪功の修煉を放棄しないことを理由に、2回拘禁され、1万2千元の罰金を徴収された。それに、2回停職処分を受けたことがある。

2010年7月19日午後、警官は向さんおよび向さんと一緒に学法していた12人の修煉者、その中には80歳前後の修煉者が4人いたが、共に連行した。同時に、法輪功の関連書籍やコンピュータ、現金約1万7千元を没収した。

2011年4月7日、裁判所は「法律の実施を破壊」という罪名で、向さんに懲役7年の不当判決を言い渡した。

 

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/10/245159.html )
関連文章