日本明慧
■印刷版   

明慧ネットの物語(八)

 

位置と使命
 
 明慧ネットの設立と堅持は通常のマスコミの運行の形式をとっていません。資金の援助もなく外部との繋がりもなく、常人のの名利もありません。ただ黙々と自分貢献すること着実に修煉することだけがこの仕事の大法弟子に対する要求です。仕事は毎日たくさんの時間と勢力費やされます。休日と休暇はありません。しかし皆が知っているように自分が明慧の仕事をする時、どれほど貢献したとしても、どれほど代価を支払ったとしても、大法の修煉の中で得たものと比較することは全くできません。大法と師父が与えてくださったものはこの上なく貴重なものです。決して世間の金銭と価値で量ることのできるものではありません
 
 修煉と仕事は常に融合しています。トラブルは心性を向上させるための階段です。たとえば同修と一緒に仕事をして意見が一致しない時があります。には他の人のやり方が自分の意にそぐわないこともあります。ある編集者はこう話してくれました「はある別の協調と毎日メールボックスの状況を確認していました。この同修は口頭では『メールを確認する』と言っていましたが、実際には、頻繁にメール確認していたわけではありませんでしたは最初不快感じました。しかし法を学び内に向けて探すことで、自分がもっと良くできるようになるべきであり、善意に基づき同修に仕事を思い出させ、同修にアドバイスすることができると考えたことで、その問題は解決できました」
 
 別の編集者は、同修に指摘されたときに不快に思いましたが、法を学ぶ事で問題があったら自分の内に向けて探すことを思い出して、自分の良くない心構えを取り除きました。この同修によると、の同修と何かをする時はできるだけ同修の良いところを見るように同修の不足を寛容さをって補うようにすべきだと考えたそうです。中国語明慧ネットの仕事の中で同修たちはお互いの寛容さと許せる心を感じることができ、例えばお互いに指摘をするにしても、それは善の念に基づいものです。
 
 長年中国の大法弟子は明慧ネットの刊行物をダウンロードしたり、もしくは印刷や製本配布し真相を伝えています。これらの資料の絶対多数は明慧ネットからのものです。ある編集者は常人の仕事をしていないため、長年フルタイムで明慧の定期刊行物の発行に従事していました。中国の様々な省と市の学習者の需要に応えるため、仕事量は日増しに増え続け一時期は大変な圧力のために乗り越えられなくなりそうになりました。この編集者は何度もこの定期刊行物の発行の仕事をやめようとしましたが、この考えが出るたびに、夢の中で修煉体験交流会に参加し、自分の位置を探していました。そして、ある同修が「この位置があなたの位置です。」と言ってくれました。この夢を通してこの編集者は「これは自分に対する啓示であり、自分の位置と使命をはっきりしなければいけない」と悟りました。
 
 最初の数年間協調の仕事に携わった大多数の学習者は「自分は具体的な仕事をするべきであり協調人になりたくない」と言っていました。しかしその後、皆「自分ができないと思うことをやりたくないと思うことは、観念と能力に対する自己制限であり、修煉している以上、なぜこの問題に対して前に進もうとしないのか。大法が協調人を必要としているのであれば、なぜ協調の中で全面的に自分を鍛えないのか」と考えるようになりました
 
 考えが変わればやり方も変わります。10の月日の中で、数えきれない小さな紆余曲折と試煉があり、どの部門でもどのポジションでも明慧ネットのスタッフたちは協調の重要性をはっきりと理解しています。実践が証明したように、すべての人が法を学び心性修煉するなか大法弟子全体の協調の力こそが個人の知恵と力を最大限に発揮させるのです。それは大法の威力であり師父の威徳慈悲であり、師父は大法弟子を通してそれを世間に体現させてくださいました。
 
終わりの言葉
 
 時間に限りがあるため本文では明慧ネットの初期の物語の一部しか記載していません。そのため、明慧ネットが歩んできた10年の道を代表することはできませんし、長年明慧ネットの仕事を続けてきた修煉者たちを代表することできません。ここに書かれているのは表面の現象にすぎません。さらにセキュリティーの配慮のため、具体的な情報を公表することできません。私たちが歩んできた道を振り返った理由は、今後の修煉のためであり、さらにはっきりした認識を持つことで、このチャンスを大切にし、不足を補う中で向上するためです。
 
 常人からすると、名と利を求めず一つの仕事をボランティア10年も続けることは理解できないかもしれません。しかし別の角度からみれば、これが偉大な信仰であるからこそ、人に外来の困難と自分自身による制限を克服させ、10年がまるで一日のように堅持し続けることができたのです。
 
 明慧ネット設立10周年に際して、明慧ネットに携わった大法弟子たちはより明確に理解するべきことがありますそれは、師が法を正す事を手伝いより多くの衆生を救うという全体の形勢の中で、仕事を完成させ続けること、個人が苦を嘗めるだけでは足りないということです私たちは更にはっきりと必ず衆生を救う効果修煉の向上を重視しなければなりません。中国語明慧ネットのみならず英語明慧ネット多言語の明慧ネットも更に心して行うことが出来れば、より効率的にそしてより法輪大法の国際的なイメージを高めることが出来ます。世界各地の政府、また主流社会の衆生に対して真相を伝え、真相を伝え衆生を救い済度することにおいて、さらに広く系統的で着実な効果を果たすべきです
 
 私達は信じています。中国で神韻公演会が公演され、中国人が自由に明慧ネットを閲覧し自由に明慧週報、明慧ラジオを視聴する日は、もう遠くありません。
 
師父と同修に感謝します
 
(完)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/9/244935.html)
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