上海市の法輪功修煉者・黄英さんは2011年8月30日、上海浦東裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。

　8月4日、浦東裁判所は不当に黄さんへの第一次裁判が開廷した。黄さんは、法廷で手配された弁護士の弁護を断り、自ら弁護士を雇うことを要求した。8月17日、黄さんへの第二次裁判の開廷日に、家族や弁護士は場所も知らされず、曲折を経てやっと場所が分かったという。

　当日、公訴人は事実をねつ造し、偽の証人で黄さんに濡れ衣を着せようとしたが、黄さんの弁護士は証拠が不足であると指摘し、告発の不成立を主張した。黄さんも自ら無罪を弁護し、信仰で迫害されることは違法であると主張した。

　8月30日、黄さんへの第三次裁判の開廷日に、裁判所側や中共関係者は法廷で弁護をさせず、裁判の結果を公表した。無実の黄さんは、懲役3年の不当判決を言い渡された。