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四川省:法輪功修煉者7人に不当判決(一)(写真)
四川省成都市の武候区裁判所は2011年8月26日、7人の法輪功修煉者に対して不当に裁判を行った。谷懐兵さんは7年の刑に、周亜平さんは2年4カ月、廖建甫さんは2年6カ月、趙海平さん、王洪波さん、王建国さん、李小艶さんなどはそれぞれ3年の刑を言い渡された。谷さんらはみな、自分が法輪功を修煉することは罪ではないと訴え、裁判所の偽りの裁判は受け入れない、上訴すると述べた。
裁判は朝9時から、夜8時まで行われた。7人の法輪功修煉者は法廷で、警官に残虐に拷問され、自白を強いられたことについて述べた。弁護士は確かな根拠を持って、訴えた側のすべての根拠を否定し、警官が捏造した偽りの証拠を暴いた。しかし、中共(中国共産党)に従う裁判長は、依然として無理やり7人の法輪功修煉者に不当判決を言い渡した。
2009年7月21日の夜9時過ぎ、成都市のある会社に泊まっていた法輪功修煉者・谷懐兵さん、廖建甫さん、趙海平さん、周亜平さん、王洪波さんは暫定在住証明証を調べるという名目で、部屋に侵入した跳傘塔派出所の警官に強制連行された。9月、この会社で働いたことのある王建国さんと李小艶さん夫婦も相次ぎ強制連行された。その後、7人は不当に逮捕された。
警官はおどおどし、裁判所の内外に多数の警官が配置される
開廷前日の8月25日、武候区裁判所の外の道路上には監視カメラが設置され、もっぱら往行する通行人を撮影していた。26日、裁判所の外の道路上とローマ広場のいたるところに私服警官と制服姿の警官がいて、裁判所の外にはまた警官で満載の2台のパトカーが停止していた。さらには、普段着の警官は周囲の喫茶店に入って、修煉者がいないか細かく調べた。制服の警官と私服警官以外に、多くの610弁公室のメンバーも裁判所の中と外にいて、自分の管轄区に所属する法輪功修煉者がいるか監視していた。
裁判所の外にいる警官
裁判所の外にいる警官
裁判所の外で電話をかける私服警官と610弁公室のメンバー
武候区裁判所
家族の傍聴が制限された「公開裁判」
裁判所は公開裁判と称しながら、ひとりの大法弟子につき、家族一人しか傍聴できないと制限した。傍聴した家族から聞いたところ、20〜30人が傍聴できる小さい法廷内には、7人の家族以外、残りの人はみな手配された人だったという。
裁判所が勝手な行為により、谷さんの身体障害者の父親と息子も含めて、さらに多くの家族は法廷に入ることができなかった。当日、谷さんの親族、7、8人が裁判所に行き、傍聴しようとしたが、谷さんの妻以外はみな入廷を拒否された。谷さんの妻は息子に一度父親に会わせたかったが、実現できず、傍聴席でずっと涙を流していた。また、法廷に入れなかった親族らはトイレに行く時でさえ、警官に監視されていた。
裁判長の不法行為
法廷で、弁護士は当該案件の処理プロセスは法律に違反している、と指摘した。例えば、2年以上という監禁期間は法律による監禁期間をはるかに超えている。数人の法輪功修煉者も、当時は跳傘塔派出所の警官が部屋に突如侵入し、強制連行された際、いかなる手続きや証明書も提示しなかったと指摘した。
事情を知る人によると、裁判長は自ら留置場に行き、刑を減らす、刑を軽くするなどと言って、7人の法輪功修煉者に罪を認めるように誘惑し、脅迫した。また、修煉者たちに家族が依頼した弁護士を出廷させまいと企んだ。裁判所に弁護士を指定させ、法輪功修煉者は有罪であると弁護させた。
今回の裁判において、裁判所は法律に従わず、弁護士にも通知しなかった。昨年初めに李小艶さん家族の委託した弁護士は、開廷前日に李さんの家族から開廷の情報を聞き、裁判所に電話をかけたところ、裁判所はすでに李さんのために弁護士を指定した、と通知された。弁護士は驚き、家族と一緒に裁判所へ行き、裁判長に状況を聞いたところ、仕方なく仲裁室に行き、弁護士に昨年の委託日付を現在の日付に直すよう要求した。
裁判長の権限をはるかに越えたこれらの不法行為は思惑通りにいかず、裁判では、法輪功修煉者・王建国さんははっきりと裁判所が指定した弁護士の弁護を拒否し、自分は無罪であると自ら弁護した。
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