四川省:多数の法輪功修煉者 転向を強要・脅迫される
重慶市地域では2011年6月から8月5日にかけて、上級政府の指示により、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)をはじめ宗教管理部門や公安局、各町村の派出所が、多数の法輪功修煉者を強制連行している。そして、気が狂ったかのように洗脳班へ次々と送り込み、誘惑や偽善などの卑劣な手段で修煉者に転向を迫っている。被害者は少なくとも30人近くに上るという。
中共(中国共産党)当局の権力のもとで行なわれているこの迫害は、修煉者が洗脳班に入れられるたび、洗脳の担当人員や監視員の給料、施設に払う費用などの出費が必要とされ、一つの洗脳班を設置するのに100万元(約1200万円)かかるという。それに対し、決して裕福ではない各地方にとっては大きな負担になっている。
また、同地域の610弁公室は修煉者に対して嫌がらせ・尾行・監視・などを強化しており、修煉者の家族に対して無断解雇や、定職金と給料の支払い停止などで脅している。さらに、610弁公室は法輪功の真相を伝える活動内容を知るため、拘禁している修煉者に対し、拘禁されていないほかの修煉者が活動の秘密を言ったと騙し、自分のことを売ったと思わせ、動揺させているという。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/27/247206.html)
更新日付:2011年9月30日