情報によると、鐘さんは2年の労働教養を強いられているという。鐘さんはこれで3度目の労働教養となる。
鐘さんは西安音楽学院を卒業後、中学校の音楽教師を務めた。誠実で明るく、善良な人柄で、いつも喜んで人を助けていた。法輪功を学んでいるという理由で、2002年に3年の労働教養、2008年に1年の労働教養を科された。
2008年3月9日、法輪功をやめないとして、鐘さんは三水労働教養所に拘禁され、トイレに行くことを禁じされ、睡眠をはく奪された。また、独房に監禁され、刑期を延長されるなど、さまざまな迫害を受けた。家族はいつも面会するたびに、断食で迫害に抗議していた鐘さんが非常に痩せこけていく様子を目にし、非常に心配していたという。
2011年8月中旬、鐘さんは広州市の白雲留置場から、同市の槎頭女子労働教養所へ移送された。しかし、鐘さんの家族は何の通知も受けておらず、労働教養所側は家族との面会を禁じ、服やお金を鐘さんに送ることも禁じているという。
鐘さんの家族は、この数カ月間、鐘さんの消息が途絶えているため、再び迫害を受けているのではないかと、毎日ひどく心を痛めて帰りを待っている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)