青島市ロウ山裁判所は2011年9月19日午後2時30分、再び開廷し、中国の憲法・法律を無視して、法輪功修煉者・楊雪艶さんに対して3年の懲役刑を宣告した。現在、楊さんの家族は上訴を予定している。
楊雪艶さん |
楊さん(40歳女性)は、青島市の市北区夾嶺溝団地に在住。楊さんは友達と一緒に小・中学生向けの美術教室を開いていたが、法輪功の真相を知らない保護者に通報され、2011年5月13日に青島市ロウ山区中韓派出所の警官に連行された。楊さんの家族は弁護士に依頼したが、ロウ山区検察院・裁判所は弁護士の案件を調べる権利を剥奪し、弁護士と楊さんの面会も禁止した。9月9日にロウ山区裁判所は裁判を行ったが、楊さんの母親と身内の入廷を拒否した。(詳細は明慧ネット「山東省:青島市の裁判所 美術教師に不当裁判(http://jp.minghui.org/2011/09/22/24957.html)」を参照)
罪のない娘を救出するため、楊さんの両親と家族は上訴を決心し、関連部門に告訴状を提出し、引き続き関連部門へ陳情に訪れ、いわゆる「法律機構」と邪悪な610弁公室、政治法律委員会などのマフィア的な手段を暴き出そうとしている。
楊さんはかつて、青島芸術学校を受験した年、専門科目とその他の全教科で第1位の成績を取ったものの、入学したのは成績の低い別人だった。楊さんはショックを受けて憂鬱になり、情緒が不安定になってしまった。治療のため、楊さんの家族はお金を使い果たしたが、病状は依然として安定せず、その後の20年間、仕事も順調に行かず、異性との交際では何度も騙されて、楊さんと楊さんの家族は多くの苦しみをなめた。1996年、楊さんは法輪功の修煉を始め、その後、元気で明るくなった。法輪功が楊さんと家族を救った。しかし、楊さんは善い人になるため、人々に善を勧めたという理由で、当局に迫害され、再び精神の限界の瀬戸際まで追い詰められている。
9月19日楊さんは第3留置場から第1留置場法廷へ連行された
9月9日ロウ山区裁判所の厳しい警備体制
楊さんの母は裁判所への入廷を阻止される
楊さんの家族に向けて何度も写真を取る警官