内モンゴル自治区:繰り返し迫害された女性教師 再び不当判決に直面
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  内モンゴル自治区赤峰市の教師で法輪功修煉者・呉国輝さん(女性)は201165日、買い物途中警官不当に身柄を拘束された。それ以降、呉さんは3カ月間、不当拘禁され914日に裁判を行われた。しかし現在、正式な逮捕状す発行されておらず、呉さんはいまだに釈放されていない。

 開廷当日、巴林左旗裁判所は、周辺に60人ほどの警官を待機させたうえ、家族と弁護士を含めた全ての傍聴者厳しい身体検査を行った。警官は身分証明書を確認して登録し、入場者数も制限した。さらに警官は傍聴者をまるで犯人扱いし、彼らの写真を撮ったり、警告の意味でスタンガンを振り回すなどした上傍聴者がトイレへ行くことさえ禁じた。このような卑劣な手段を用いて、当局は呉さんの家族傍聴を妨害した。

 法廷で弁護士は、「呉さんは法律に違反しておらず、起訴状に述べられた事実は根拠がない」と弁護した。しかし裁判所は、呉さんに罪を着せるため、巴林左旗公安局が捏造した証拠品を採用し、弁護士の発言全て否定した。

 また、呉さんの弁護士はこの裁判の後、巴林左旗司法局の副局長・李偉から数度、電話で脅迫を受けた。

 呉さんは1996513日に法輪功の修煉を始めるまでは、リューマチや心臓病、気管支炎を患っていたが、法輪功を修煉し始めてから、心身ともに全快した。それ以来、呉さんは法輪功の基本理念「真・善・忍」に従い、より良い人を目指し、思いやりを持って他人を優先して考え、家庭では仲睦まじく暮らし、職場では仕事を真面目にこなしていた。

 19997.20以降、法輪功への弾圧が開始されてから今までの12年来、呉さん一家は地元の多数の法輪功修煉者と同様に、公安局などによる嫌がらせ家宅捜索恐喝尾行監視洗脳などの迫害を受け続けてきた。呉さんは、姑(70代)と未成年の娘を扶養していたが、呉さんが拘禁されてから、家族は苦境に陥っている。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/28/247247.html)     更新日付:2011年10月5日
 
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