会場では、「法輪大法は素晴らしい」と書かれた黄金色の横断幕が、展示ブース一面に掲げられた。法輪功修煉者が優美な煉功音楽に合わせて煉功する姿や、折り紙で蓮の花を作る場面が人々を惹きつけた。多くの来場者はこれまでの博覧会で、法輪功が迫害を受けている資料を読んだことがあるという。今回も訪れた人達は、今後も法輪功の迫害に注目したいと話した。そして「迫害反対」の用紙に署名し、煉功場所を尋ねたりもしていた。
ある女性は数年前、別の場所で法輪功修煉者から折り紙の蓮の花をもらったことがあり、その花を今も大切に保管しているという。その後、法輪功のホームページを詳しく閲覧し、迫害の状況を把握しているとも話した。年配の男性は、以前手に入れた煉功DVDを見て、数人で煉功しているという。そして、煉功場所を維持して、もっと煉功する人を増やしたいという。
二日間で、法輪功修煉者は数回にわたって法輪功についての講演会を開き、法輪功とは何かについて詳しく説明した。毎回の講演会は穏やかな雰囲気の中で行われ、会場には入りきれないほどの来場者が押し寄せた。