学法の環境を大切にし、全体を形成する
■ 印刷版
 

 

文/米サンフランシスコの大法弟子

 

 (明慧日本)尊敬する師父こんにちは! 同修の皆さんこんにちは!

 私は修煉して3年経ちましたが、同修たちとの交流は自分の修煉に大きなプラスとなりました。今月法会があると聞き、私も交流文章を書こうと思い立ちました。

 私はもともと、英語版大紀元で記者の仕事に携わりたかったのですが、パソコンの前での仕事が多く、事務室を離れることができませんでした。その後、私は協調人を任せてもらいました。最初、大紀元での仕事も順調で、一つのよいチームを形成したと思っていました。しかし、1カ月も経たないうちに、同修たちは相次ぎ去っていき、30人のチームが年末には、僅か2人しか残っていませんでした。私は同修たちに落胆し、不満の気持ちを抱き、また修煉の中で妨害もありました。

 師父は『大法弟子とは何か』の中で「大法弟子のプロジェクトに関わっているとしても、天上にはテレビ局もなければ、神は新聞も読まず、すべて常人社会の形式です。あなたは正念で自らを指導することができず、大法弟子らしく修煉者の基準で自ら、世界そして相手を量ることができなければ、あなたは常人と同じです」とおっしゃいました。

 同修との交流を通して、私は発生したすべてのことは良いことであると考え、まず他の同修に対する悪い考えを捨てなければならないことが分かりました。その点は分かったのですが、また他の執着心が暴露されました。私はただ自分の仕事をよく行おうという考えだけで、協調に力を入れず、疲れていても自分1人で頑張りました。

 その時、私はサンフランシスコの大紀元に誘われ、協調人になりました。サンフランシスコでは毎日、同修と学法と交流をしました。これは一つのプロジェクトをよく成し遂げるための保障のようなものでした。アメリカに来る前、私はオーストラリアの田舎に住んでいて、車で2時間くらいの所で週に1回集団学法に参加していました。それは私がオーストラリアで協調人をしていた当時、私たちのチームで足りなかった部分でした。

 サンフランシスコに移動してから、私たちは一部のクライアントを失い、ようやく形成されたチームにまた問題が発生し始めました。一部の同修たちは集団学法や煉功に参加せず、文章も書かなくなりました。チームの協調人として、私は常人の方法でいろいろ手を尽くしましたが、同修たちからの不満の声が更に上がってきました。後に、私たちはお互いの信頼とプロジェクトに対する信念を失ってしまいました。

 師父は『大法弟子とは何か』の中で「この道は非常に狭く、非常に正しく行なわなければならないほど狭いのであって、そうしてはじめて、人を救うことができます。非常に正しく歩んではじめて、問題が起こらなくなるのです」とおっしゃいました。

 私は結局、よりよく全体が協調するには、自分がもっと精進しなければならないということが分かりました。私は大紀元オフィスで1人でも学法と煉功を続けました。自分がよい協調人ではないことを認めてから、編集長がいない時、私は同修の手伝いの下で、着実に文章を書き始めました。

 私は2人の同修とともに、3人で新聞の一面を担当することになりました。2人と一緒に仕事をする時、同修たちは常に善の心で私を手伝い、励ましてくれましたが、私は善の心が足りず、彼らは私より重圧がなく、仕事も楽だと思っていました。同修と一緒に交流する中で、同修たちが乗り越えた難は、私が体験したいかなる難より難しいことが分かりました。

 師父の『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』の説法から、学法の重要性を改めて認識しました。「皆さんとして、大法弟子は最後になればなるほど、自分の道をしっかり歩み、時間を大切にして自分をしっかり修めるべきです。たくさんの仕事をしましたが、振り返ってみると、すべて人心で行なったのです。人間として人間のことを行ない、正念を用いたのではなく、大法弟子の威徳がありません。言い換えれば、神から見れば、仕事を行ないましたが、それはいい加減に終わらせたのであって、威徳もなければ修煉にもなりませんでした。これでは無駄になったのではありませんか? 必ず法をしっかり勉強すべきであり、それは皆さんが位に帰るための根本的な保障です」 私は同修たちとの交流と集団学法を通じて、協調のことをよりよく行うことができるようになりました。同修がいない時は、互いにその分を分かち合い、全体的にみんながこのチームのために努力し、円融しています。

 今、私はチームの同修を心から気遣うことができるようになりました。もう協調人としての重圧を1人で抱えず、11人を必死にせきたてることもなく、みんながもっと自分の力を発揮できるように、自分が協力していくべきだと分かりました。まだまだ多くの難しい仕事が私を待ちかまえていることは分かっています。三つのことを第一に考え、それらをしっかり行なえば、私はもっと良い協調人となり、もっと多くの同修を助け、より多くの衆生を救うことができるのです。

 みなさん、ありがとうございました!

 

2011年 サンフランシスコ法会の発表原稿)

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/23/248082.html)     更新日:2011年10月30日
 
関連文章