(明慧日本)黒竜江省伊春市に在住の法輪功修煉者・王新春さん(35歳男性)は2011年10月26日、電動バイクの充電器を買っていた時、警官に不当に身柄を拘束された。王さんはかつて警官の迫害により両足を失い、現在は障害を負っている。
2011年10月26日、王さんは電動バイク用の充電器を買うため、伊春市のある店に入った。その店で王さんは法輪功修煉者・張淑琴と出会って話をしていた。その時、王さんは派出所の警官によって身柄を拘束され、公安局に拘禁された。公安局で王さんは尋問を強いられ、携帯電話を没収された。
その日の午後5時頃、公安局の副局長の指示により、派出所の警官らは王さんの家の家宅捜査を行った。王さんの父は警官らの行為にショックを受け、起きる上がることができなくなり、一言も喋ることができなくなった。王さんはその日の夜9時頃に釈放された。
王さんは2002年1月8日夜、警官に身柄を拘束されることを避けるため、山道を歩いていた。王さんは途中で川に落ち、ズボンの膝まで濡れてまもなく凍ってしまった。2日後、警官らは王さんの身柄を拘束した。王さんは警官に殴打され、ポケットベル、帽子、コート、お金などを没収された。
その日の気温は、マイナス30℃だった。王さんは足が凍っていたが、その時は歩くことができた。しかし身柄を拘束された王さんは、警官らにより凍った足を熱湯に入れられた。靴の氷を解け、警官ははさみで靴を切った。
この時、王さんはすでに立つことができなくなった。さらにその後、王さんは警官らに10時間以上も暴行され、脚は腫れ上がった。
午後5時、倒れた王さんを警官が家へ送った。しかし、家に帰った王さんは両足に水泡ができ、両足から膿が流れた。また警官らが熱湯を掛けて王さんの足に火傷を負わせたため、凍傷を負っていないところにも水泡が出来ていた。
その後、王さんの両足は少しずつ腐っていき、10カ月後、王さんは両足を失った。