明慧法会|青年大法弟子:私たちは大法のためにやって来た(二)
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 如真

(明慧日本)

常に本当の自分を見分け、自分自身をコントロールする

 学校に通い人と接する時、私はいつもマイナスの考えを持っていました。私は何でも心配しがちで例えば、自分の話した内容が人に揚げ足を取られ笑われるのではないか、自分が不利益を被るのではないか等々です。本当は簡単なことでも私はとても複雑に考えてしまいがちでした。また多くの時間、頭の中ではいつも人がどのように悪いのか、どのように自分の観念に合わないのかと考えてしまいました。このように考えると良いことでも悪いことになってしまい、悪いことは更に悪くなってしまいます。そのため私はしばらくの間、人と一緒に接することが難しくなり、いつも人との接触を回避するようになりました。そのため周りから理解されなくなり、自分もとても悩みました。なぜ大したことではないのに自分のところに来ると、複雑になってしまうのでしょうか。

 師父の説法を学んで私は、自分を人と接し難くしているマイナスの考え方が自分を妨害しており、それは思想業力による迫害だとわかりました。まさに師父が『転法輪(巻二)』「佛性」で、「形成された観念は人間の一生を阻害し制御するのです。人間の観念は往々にして利己的であるか又は更に良くないものなので、また思想業力も形成され、人間はこうして業力に制御されてしまいます。人間は主元神に支配されているから、主元神が麻痺して観念に取って代わられたら、その人が無条件に降参してしまったことになり、生命がこれらのものに左右されてしまいます。」とおっしゃったようです。師父はこれらの良くない考えが自分の観念と思想業力によって作られたものだと悟らせてくださいました。

 そして私は発正念の時、これらのものに対して強い正念を発しました。普段、考えの中にマイナス的な要素が出てくれば極力排除しました。今はマイナスの要素もだいぶ少なくなり、自分で自分の全てをコントロールできるようになったと感じています。

 私はここで、自分と同じような状況にある若い同修にアドバイスしたいと思います。普段私たちの接している常人の全てのものが、変異した観念を持っていないかを内に向けて探してみましょう。例えば、テレビ番組を見た後、自分がその中の人物または自分の未来の生活の中でどのような幸せを手に入れるのかを想像してしまうかもしれません。実はこのような変異した観念も、知らず知らずのうちに自分の修煉に妨害をもたらすのです。必ずこの変異した観念を排除するようにすべきです。

基点を正し効率をよくする

 大学1年生の前期を終えた私は、法の中で自らが変化していることを感じました。

 大学に入る前、私が最もつらく感じたのはどのように常人の勉強をすべきかということでした。同時に勉強の基礎がよくできていないという観念により、何を学ぶにしても時間がかかってしまいました。しかし大学に入ってから、よく法を学んだことでこの消極的な考え方を否定できるようになりました。これらの観念は私を妨害するべきではないと、学法を通して師父が私に悟らせて下さいました。そして大法弟子としてまずはどんな環境の中でも良い人にならなければいけません。ならば勉強の中でもこの要求に符合する必要があります。何故なら今の私は法を正す時期の大法弟子であり、私の一言一行は自分を代表するのみならず、私は法の一粒子ですから自分の行った全てのことを法に対して責任を負わなければいけません。これこそが自分の基点であり使命です。すなわち、私は必ず常人の仕事をしっかりと行わなければいけません。私は勉強を通して大法の素晴らしさを実証すべきであり、これが私の責任と使命です。

 今学期の期末テストの時に、私は師父が自分の智慧を開いて下り、奇跡的な体験をしました。今学期の最も難しい科目は「貨幣銀行学」でした。普段勉強する時、私はこの科目の勉強があまり良くできていませんでした。しかも期末テストの内容も難しいものでした。先生の話によればこのテストによって成績が決定されるとのことでした。私は最初不安を感じ、人に自分の答案をカンニングされるのではないかなど、様々なことで不安になりました。勉強する過程で私は自分が上手く勉強できていないのではないかと非常に心配しました。しかし、法を学ぶことで心が落ち着き、自分の心配は無用なものであると感じました。師父は私に悟らせて下さいました。たとえ自分の答案がカンニングされても心配すべきではありません。正念さえあればいいとわかりました。テストの当日、私は今回の試験が難しかったらどうしようかと、また心配になりました。しかし師父は再び私に悟らせて下さいました。それは、自分が出会ったいかなる事とも修煉に関連していると認識すべきであり、法を実証する上で基点を正すべきということです。このように私は軽い気持ちで順調に回答を終えることができました。三日後、先生から電話があり、このテストで私がクラスの中で最も良い点を取ったと知らせてくれました。

(続く)

(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/11/249014.html)     更新日:2011年11月20日
 
関連文章