黒竜江省:農家女性に証拠もなく不当判決
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 (明慧日本)黒竜江省のハルビン市方正県に在住する農家の女性・朱春菊さん(58)は2011年8月16日午前10時頃、自宅で国保(国家安全保衛)大隊らによって令状の提示もなく家宅捜索や現金など家財没収されたうえ、同県第二留置場まで不当連行された。しかし、朱さんが逮捕されてから約1カ月後になって、当局は逮捕状を発布したという。 

 10月10日、司法部門は朱さんの夫に、朱さんに不利な証拠を出すよう電話で脅し、卑劣な手段を用いて不当判決を下すことを企てていたという。 

 10月26日、同県裁判所は朱さんの家族に開廷を知らせる時間を故意に延ばしたうえ、裁判所の入り口には多数の警官を配備し、人々の裁判所への出入りを禁止した。また、入場する時、家族は厳しい身体検査を受け、身分書を確認・登録され、携帯電話など全ての物の持込を禁止された。 

 開廷中、弁護士は朱さんが「法律執行妨害」を犯さず、その場で釈放すべきだと出張したが、検察庁の公訴人は警官によって捏造した訴状を読み上げ、法輪功の真相の内容を記載した紙を壁に貼り付けたことを「法律執行妨害」の罪に加えようとした。一方で、弁護士はそれを機会に、法輪功の素晴らしさと朱さん自身が修煉してから心身ともに恩恵を受けたこと、法輪功を学ぶだけで中国共産党に迫害された事実を述べた。しかし、裁判長は、弁護士の弁護のもとで返答に困ったにもかかわらず、休廷を宣告した。 

 結局、11月11日、家族は事前に知らされることなく、裁判所によって罪の証拠もなく朱さんは懲役6年の不当判決を言い渡され、刑務所へ移送された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/19/249588.html)     更新日:2011年11月24日
 
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