黒竜江省:信仰の自由を求めた女性 当局に拷問される(写真)
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 (明慧日本)黒竜江省双城市の派出所の警官らは、2011年11月13日午前中12時頃、ハルビン市公安支局の警官らとともに、地元の法輪功修煉者の家に侵入した上、家中を荒らし、家族などの反対を押し切って約50人もの修煉者を不当に連行した。その中でも範淑徳(57)さんは特にひどい迫害を受けて危篤状態に陥った。以下は、範さんが受けた迫害の真実の状況である。

 2000年2月3日夜10時頃、範さんは自宅にいたところを警官らによって双城第二留置場まで不当に連行された。範さんは2カ月ほどの不当拘禁を経て、現金3000元以上を恐喝された後釈放された。

 2002年2月12日、範さんは法輪功の真相を紙に書いて人々に伝えたという理由で、不当に2年の労働教養を宣告され、ハルビン市万家労働教養所に移送された。範さんは施設内で重い病気を患ったにもかかわらず、そのまま拘禁を強いられた。

 2007年8月1日午後1時頃、範さんは町で法輪功の真相を伝えたという理由で身柄を拘束され、ハルビン市第二留置場に移送された。範さんは手足が枷をかけられて体を自由に動かすことができず、重たい枷を引きずりながら、ふらふらしたり、足を引きずったりして移動することを余儀なくされた。さらに範さんは3日間、灌食と呼ばれる拷問を強いられ、嘔吐した。

拷問の実演:手足に枷をはめられる

 2007年8月16日、範さんは刑期を満了したものの、転向を拒否したため、前進労働教養所での刑期を1年6カ月間不当に延長された、そのまま拘禁を強いられた。施設側は範さんを転向させるため、範さんに対して成分不明の薬物を注射するなど、以前よりもさらに過酷な拷問を加え迫害を強めた。

 2010年3月25日午後、範さんは町で友人と「神韻芸術団巡回公演」が収録されたDVDを配布していたという理由で、当局の悪意ある宣伝を信じていた市民に通報され、東風派出所に拘禁され迫害を受けた。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)  

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/24/249758.html)     更新日:2011年11月27日
 
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