山東省:中国当局 中学生を収容所に送り、家族も離散
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 (明慧日本)イ坊寿光市に在住の中学生・劉暁林さんは法輪功を修煉しているというだけで610弁公室などによって進学を妨害れただけでなく、法輪功が罪もなく迫害されている真相をインターネット上で伝えたという理由で修煉者の両親父・劉宗剛さん、母・隋巧紅さんとともに労働教養を宣告された。

 201189日午前、龍鎮派出所の警官6人は暁林さんの自宅に押し入り、暁林さんの身柄を拘束した後、家財を略奪するため家を荒らした。家族はこの行為の違法性を指摘したが逆にられ警官らは家族の反対を押し切って電化製品など没収した。暁林さんは派出所や留置場での不当拘禁を経て、99日、王村労働教養所へ移送され、その後1年の獄中生活を強いられた。

 暁林さんの両親は息子が迫害されていることにショックを受け、更なる迫害から逃れるために自宅を離れ放浪生活を余儀なくされた。同年921日、夫婦2人は一度家に戻ったため、2見張っていた警官らによって身柄を拘束され寿光留置場へ移送された。宗剛さんはそこで竹串を爪と指の間に突き刺される拷問、食物を強制的に胃に流し込まれる灌食という拷問を加えられた。その後、数々の拷問を受け人権を蹂躙された夫婦2人は釈放されるどころか罪状すらないまま1年の労働教養を宣告された。現在、宗剛さんは章丘労働教養所、巧紅さんは淄博周村女子労働教養所に収容されている

 19997.20以降、当局による法輪功弾圧が始まってから、暁林さん一家は12年来、中共中国共産党当局から残酷かつ様々な迫害を受け続けてきた。20011112日、宗剛さん夫婦は父の卿田さんなど5人の修煉者とともに、法輪功の真相を伝えるため北京へ陳情に訪れたが、全員が警官から骨折や重傷を負うほどのひどい暴行を加えられた。そのうえ卿田さんと宗剛さん、宗山さん兄弟2人は人格を侮辱する目的でロープで縛り付けられながら受刑者の集団に入れられ、たくさんの人々の前で公然批判された。また当局は罪の証拠が無いにもかかわらず卿田さんと宗剛さんに1年の労働教養、宗山さんに懲役3年の不当判決を宣告した。

 一方で宗山さんの妻・劉樹紅さんは中共から受けた一連の迫害により重度のプレッシャーを感じ、肉体的、精神的にひどく衰弱してしまい、2005725日、病のために幼い子供を残したまま死亡した。享年わずか35歳であった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/27/249880.html)     更新日:2011年11月30日
 
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