(明慧日本)平山県公安局の局長・霍金輝(35歳男性)は1999年7.20以降、中共(中国共産党)当局による法輪功弾圧が始まって以来、12年間法輪功修煉者への迫害に加担し続けてきた。霍は王坡派出所の副所長に就任してから、平山県などの地域で多数の法輪功修煉者の身柄を不当に拘束して留置場や洗脳班などへ送り込み、修煉者に対して嫌がらせや金銭の恐喝、家財の没収などを迫害行為を行った。以下は、霍が法輪功修煉者への迫害に加担した事実状況の一部である。
1999年10月、修煉者・高白旦さん夫婦は、霍ら十数人の警官によって罪もなく王坡派出所に連行された。霍は高さんに対して起き上がることができなくなるまで、胸などを狙って殴打し続けた。
2000年10月のある夜の10時頃、王坡派出所の副所長だった霍は、王坡郷政府の役人3人とともに、許可もなく突然修煉者・劉録昌さんの家に立ち入り、妻の解風婷さんの反対を押し切って彼女の胸を狙って殴りつけたうえ、令状の提示なく劉さんの身柄を拘束し、一部の家財を強制的に没収した。
解さんは霍から受けた暴力により失神し重体となった。霍は解さんが死にかけているのを見て劉さんの釈放を許可し、解さんを瀕死状態にまで迫害した責任から逃れようとした。それ以降、解さんは迫害による影響で精神的に不安定となった。高血圧を患っていた解さんは、夫が迫害されたことや霍などの警官から受けた暴力により、ショックを受けて持病がひどくなり、結局、冤罪を晴らせず2002年2月9日にこの世を去った。享年わずか61歳であった。
2002年3月10日、修煉者・高雲婷さん、谷青根さん夫婦は正当の理由もなく、霍によって王坡派出所へ連行された。その後、無実の高さんは平山県留置場へ移送された。
2002年3月12日午前9時頃、霍は修煉者・王景林さんの家に押し入って家の中を荒らした後、一部の家財を没収して王さんの身柄を拘束した。その間、王さんは「三書」を書き、法輪功を誹謗中傷するビデオを見るよう強制された。拘禁されて27日後、現金2600元を恐喝され、家へ帰された。
2002年3月中旬、修煉者・徐克倹さんはもうすぐ80歳の高齢であるにもかかわらず、霍など数名の警官らによって身柄を拘束され、10日間にわたって悪質な洗脳を強いられた。
2007年8月26日、修煉者・閻美英さん、李虹霞さんは多数の修煉者とともに市場で法輪功が迫害されている真相を伝えるチラシを配布したという理由で、大勢の警官を率いた霍によって強引に車の中に引きずり込まれた。そのため、彼らは城関支局と平山県公安局での不当拘禁を受けた。
2010年2月9日、修煉者・檀疇子さんは法輪功の関連物を所持していたという理由で、霍により逮捕され、拘禁された。翌日、霍は檀さんの家に侵入したうえ、家族に現金5000元を恐喝した。
2010年12月18日夜10時頃、修煉者・劉書翠さん、李彩霞さんが身柄を拘束されている間に、霍は彼らの家族から合計現金2000元を恐喝した。
2011年5月12日午後、霍は強制的に修煉者・張二妮さんと潘鳳蘭さんを公安局へ送り込んだ。霍は張さんたちに不利な証拠を偽造して労働教養が下されるよう企てていたが、2人ともに健康診断が不合格だったために労働教養所から入所を拒否された。2人は留置場で1カ月ほど監禁を強いられた。
2011年5月30日午前、霍は警官らを率いて修煉者・楊明瑞さんと李虹霞さんの身柄を拘束し、罪状も与えずただちに県の610弁公室に引き渡した。
現在も真の犯罪者である霍は中共の法輪功への弾圧政策のもとで悪質な迫害を行っている。その一方で被害者たちは告訴する道もなく、無実を晴らせないまま秘密裏に拘禁され続けている。
1999年以降、中共(中国共産党)当局は自国内の法輪功修煉者に対して激しい弾圧を行い、卑劣な弾圧政策に追随した警察や司法部門、当局の悪意ある宣伝を信じた人が迫害の規模を拡大させている。
この12年来、修煉者は中国の刑務所・労働教養所・洗脳班・留置場などの施設で行われている暴行や拷問によって苦しめられており、彼らの家族も当局から迫害を受け、一家全員が甚大な苦痛を受け続けてきた。そして、その一連の迫害によって多数の修煉者が命を失った。
しかし、善、悪はともにその行いに報いがあるもので、中共の卑劣な弾圧政策のもとで迫害を行なっている警官や司法部門の職員に対し、自らの将来のためにただちに迫害を停止するよう呼びかける。