遼寧省撫順市:不当判決を訴え 家族全員が警察に拘束
(明慧日本)遼寧省撫順市の法輪功修煉者・鄭洪英さんは2011年9月6日、迫害に加担する不審者らに連行され、11月18日、事前に不当判決を企てていた清原県裁判所による不公平な裁判を受けた。
11月25日午前8時ごろ、鄭さんの家族十数人は同裁判所へ陳情に訪れたところ、鄭さんがすでに秘密裏に不当判決を宣告されたと知らされため、判決結果に憤慨して裁判長の違法行為を指摘した。しかし、警官らは是非を問わず、その場にいた家族全員を一斉に逮捕し、事実を無視したまま全員をパトカーの中に強引に押し込んだ。
当日の午後、一度、県公安局で身柄を拘束されていた一部の家族は釈放されたが、同行していた修煉者・王南方さんは清原大沙溝留置場に、関艶さんは撫順市留置場に収容された。彼らはいずれも裁判を経ずに正当の理由もなく拘禁され、未だに釈放されていない。
裁判の当日、家族は法廷で、警官による暴行を受けて顔色が青白くなり、頭がふらふらして立つことも困難になった鄭さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。しかし、そのために告訴する道もなく、裁判所の入口で涙を流して怒りをおさえきれず、共産党がいかに悪辣かを人々に訴えるしかなかった。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/29/249952.html)
更新日:2011年12月1日