文/中国の大法弟子 法生
(明慧日本)
正念を発して真相資料を配り 神の念を表す
2004年末、『共産党についての九つの論評(九評) 』が発表され、世間の人に配り始めました。当時、多くの同修は私たちが政治に参与したと思い、修煉をあきらめました。夜、師父の講法を学ぶとき、師父は『転法輪』の中で「人間は済度し難いものです。 どこの講習会でも五パーセントないし十パーセントの人がついて来られません。 誰でも得道するというのは不可能なことで、修煉を続ける人でも、成就できるかどうかの問題があり、どこまで修煉する決意があるかの問題があります。 誰でも佛になることはありえません」と説かれました。修煉の道は関ごとに、一歩一歩試練があります。師父はまた『各地の説法七・米国西部国際法会での説法』で「実は大法弟子は人心から考えず、冷静に考えればすぐ分かるはずです。皆さんは中共を信じ、『大法弟子を弾圧した中共が良いものである』という認識を持ちながら、圓満成就することができるのでしょうか? 絶対あり得ないのです」と説かれました。
その時、協調人を含む多くの同修が修煉しなくなりました。法の勉強を通じて、師父は1人の大法弟子も見落としたくないと悟り、彼らが戻ってこられるよう説得に行きました。しかし、残念ながら、彼らは相変わらず、師父は政治に参与させないのに、あなたたちはなぜ共産党に反対していますか、これは政治をやっているのではないですかと言いました。私はそれを聞いてとても悲しく、最終的に彼らはやはり戻ってこられませんでした。
私は法を得た後、よく神の行いが現れました。師父は「法を得れば即ち是れ神」(『洪吟』「廣度衆生」)と説かれましたので、発正念はもちろん人を済度するときも正念を発します。『九評 』は、多くの同修が配る勇気がないため、たくさん残りました。一部の同修は冊子しか受け取らず、DVDと『九 評』はいらないというので、協調人も悩んでいました。私は同修がいらないものは全部私にくださいと言いました。資料が制作され、1日早く配ったら1日早く人を救えると思いました。2歳の孫を連れて、毎日マンションの最上階から下へ配っていき、孫が歩けなくなったら、3階に置いていました。孫は3歳になったとき、私よりも速く資料をドアの手すりにかけました。帰る道に孫をおんぶして歩きながら『洪吟』を暗記しました。毎日とても疲れましたが、幸せいっぱいでした。孫が保育園に通い始めてから、私は自由になりました。
同修から市政府、公安や高級幹部のマンションには誰も行ったことがないと聞いて、かばんに真相資料をいっぱい詰めて行きました。遠くからマンションを眺めて、「神があなたたちを救いにきましたよ」と言いました。正念を発しながら、誰も私が見えないようにと念じました。入り口に着くと、受付のカーテンが突然落ちて、ちょうど2人の受付の頭にかぶさり、その隙に入りました。エレベータの表示からマンションは28階あると確認して、エレベータで27階まで上がって、階段から1階ずつ下へおりて配りました。階毎に4戸あり、『九評』を2冊とDVDを二つずつ置きました。2階まできて資料がなくなり、あと2冊多く持ってきたらよかったと思って、下へ行って見ると、1階はジムだったので、資料はいりませんでした。門を出るとき、受付で、ちょうど水をもってきた人が登録していたところで、2人の受付は頭を下げて手続きをしていたので、私が見えませんでした。帰り道に振り返ってみると、資料を配る間はエレベータの音が聞こえる以外、誰一人会いませんでした。天に向かって合掌して、師父のご加護に感謝しました。家についてみると30分しか経っていませんでした。実は行く前にマンションの事情が分からなかったのですが、持っていた数はちょうどぴったりで、28階の高さを30分で配って超スピードでした。半月で師父の加持と保護の下で、神通力を使って、これらのところの衆生へ真相の福音を贈りました。このような例は数えきれません。
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)