(明慧日本)「1400例」とは、1999年7月に中国共産党の江沢民グループが法輪功を誹謗中傷し、貶めるためでっちあげた「法輪功を煉功して死亡した1400例」のことを指す。
法輪功は1992年5月に李洪志先生によって伝えられた佛家上乗の修煉大法で、修煉者に良い人になることを教え、同時に健康保持に非常に著しい効果が見られたため、それを慕う修煉者の人数は中国で急速に増加した。1998年、国家体育総局は北京、武漢、大連、広東省の医学専門家を集めて、3万5千人近い法輪功修煉者に対して5回にわたる医学調査を行い、「法輪功の病気治療、健康保持の効果は98%以上」であるとの結果を得た。同時に、喬石をはじめとする共産党の上級幹部らも調査を行い、「法輪功は国と人民にとって、百利あって一害なし」との結論を得た。
その例として、『法輪功の健康保持効果に関する1万例の調査レポート(北京)』の中には、法輪功修煉者が法輪功を修煉する前後の健康状況の変化が記載されている。
1999年に法輪功への迫害が始まる前、中国のメディアは何度も法輪功に対して客観的な報道を行っていた。中央テレビ局は1998年5月15日に、第1チャンネルの「夜間ニュース」と第5チャンネルの番組で、それぞれ10分をかけて、国家体育総局の局長が長春市を視察した際に多くの人々から法輪功の病気治療と健康保持の効果を聴取したことを報道した。「羊城夕刊」は1998年11月10日に「老若男女、皆が法輪功を修煉」という文章を掲載した。「医薬保健報」は1997年12月24日に「病気を追い払って健康を保つための第一の選択は法輪功」との文章を掲載した。1998年7月19日、「中国経済時報」は「私は立ち上がった!」というタイトルで、16年間半身不随だった河北省邯鄲市の主婦・謝秀芬さんが法輪功の修煉を通じて歩行能力を回復した事例を報道した。
1998年8月28日、「中国青年報」は「法輪功学習者が瀋陽アジアスポーツ祭に参加、難病が全快した情況を報告」というタイトルで報道を行った。1998年12月31日、「深星時報」は「注目話題」の全紙面を使って、法輪功を紹介したほか、「法輪功は深センで大人気、3千の学生が修煉」、「大学キャンパスに煉功点を設置、教授も生徒も煉功」、「法輪功の病気治療と健康保持の著しい効果、多くの患者が治癒」などの文章を掲載して、学習者の煉功風景と体験交流のカラー写真を掲載した。
「中国青年報」 1998年8月28日
「医薬保健報」 1997年12月4日
しかし1999年7月に情勢は急転し、中国共産党の江沢民グループは法輪功を迫害する口実を造るため、突然「1400人が法輪功を煉功して死亡した」という虚言を全国のメディアを通していっせいに報道させた。当時、血だらけの映像や恐ろしい写真が猛烈な勢いで中国全土に広まった。恐怖が全国に充満し、真相が分からない民衆は法輪功を敵視し始めた。またこの時から法輪功修煉者たちは、不屈の精神で人々に粘り強く法輪功の真相を伝え、迫害に反対する12年の道程を歩み始めた。
それでは、「1400例」とは一体どういうことなのか? どうして1999年以前の中国で似たような報道が一例もなく、法輪功が伝わった中国以外の国でも、同様の報道が一切なかったのか? 次に具体的な例を挙げて、中国共産党の江沢民グループがどのように偽りのニュースをでっち上げ、法輪功に罪を着せたのかを見てみたいと思う。
(続く)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/2/129156.html) 更新日:2011年12月17日