江蘇省女子労働教養所 刑期満了の法輪功修煉者を洗脳班へ
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 (明慧日本)江蘇省南通(なんつう)市に在住の法輪功修煉者・鄭翠芳さん(50代女性)は、2009年に不当に拘禁され、2011年11月4日に2年の刑期を満了した。しかし、江蘇省女子労働教養所は南通市610弁公室と結託して鄭さんを釈放せず、南通北閣ホテルという名の洗脳班に連行し、引き続き拘禁した。

 鄭さんは、江蘇省女子労動教養所で毎日、睡眠のはく奪、暴行、拷問を加えられた。例えば、両足の間に一枚の薄い紙を挟ませた姿勢を、じっと動かずに長時間強制され、紙が落ちると、すぐにひどい暴行を加えられた。 

 また、鄭さんは修煉を放棄しないという強い意志をもって、断食を続けた。そのため、看守の指示を受けた受刑者が、数回にわたって鄭さんの髪の毛をつかんで3階から1階へ強引に引きずり、血が流れ出るほど迫害した。こうしてわずか1カ月の間に、鄭さんは骨と皮ばかりに痩せこけ、体も極度に衰弱してしまった。

 2010年3、4月の間、鄭さんは看守に「裸で検査を受けるように」と言われた。さらに、裸のまま多くの人の前で批判され、侮辱された。

 2001年、鄭さんが当局に不当に1年間拘禁されていた間、鄭さんの夫は苦しみが限界に達し、ついに離婚届けを提出した。その後、鄭さんは釈放されたものの、自宅まで嫌がらせや監視をされ続けた。さらに、離婚した夫は鄭さんを家から追い払うため、警察とともに鄭さんを洗脳班に送り込んだ。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/11/250438.html)     更新日:2011年12月17日
 
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