(明慧日本)黒竜江省の公安庁およびハルビン市公安局の警官、双城市国保(国家安全保衛)大隊の警官らは、2011年11月13日に56名の法輪功修煉者を不当に連行した。双城市の警官らは、12月7日と9日にまた5名の法輪功修煉者を連行した。さらに、双城市各地で法輪功修煉者が見つからない場合は、その家族を不当に連行した。
2011年12月17日午後2時ごろ、双城市の警官らは法輪功修煉者・劉慶義さんの自宅に侵入し、法輪功の創始者の写真や、座布団を没収したうえ、劉さんを連行した。その後、法輪功修煉者・劉清香さんの自宅で劉さんを連行した。
これらの警官らはその後、先に2名の法輪功修煉者の自宅に行ったが、ドアがロックされていたため、連行できなかった。それでもう1名の法輪功修煉者の自宅に行き、多くの私物を没収したうえ、当修煉者の夫(法輪功修煉者ではない)も連行し、12月8日に釈放した。
12月9日、双城市五家鎮派出所の警官らは、地元の法輪功修煉者・蔵金秀さん、鄭士寧さん(71)、杜桂蓮さん(64)を連行した。また、パソコン、レコーダー、法輪功の関連書籍、法輪功の創始者の写真などの私物を没収した。鄭さんはあまりにも驚いたため、卒倒してしまい、五家鎮病院で緊急治療を受けた。鄭さんと杜さんは当日、3500元をゆすりを取られて釈放されたが、没収されたものは返されなかった。一方、蔵さんは双城市留置場に拘禁された。
12月9日午後3時過ぎ、私服警官が法輪功修煉者・張淑霞さんに家に行って、張さんを連行しようとしたが、張さんは不在のためできなかった。
かつて、ハルビン市、双城市の56名の法輪功修煉者は11月13日に不当に連行された。そのうち約50人は当時、双城市城建局の社員宿舎で法輪功を修煉してからの体験談を交流していた。13日午後、警官らは法輪功修煉者・駱艶傑さんの自宅で駱さん、息子の範文拓さんとその場にいた姜暁燕さんと方さんを連行した。そのほか、法輪功修煉者・康長江さん、王雅麗さんも連行された。夜、警官らは康さんの家財を没収に行った時、康さんの自宅にいた4名の法輪功修煉者を連行した。
情報によると、9名の女性法輪功修煉者は11月30日にすでに前進労働教養収容所に、6名の男性法輪功修煉者は綏化市労働教養収容所に拘禁された。2名の女性法輪功修煉者は高血圧の病状が現れたため、家に帰された。そのほかの法輪功修煉者らは双城市留置場や、ハルビン第二留置場に拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)