明慧法会|明慧の環境で成熟していく(四)
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文/吉林省の大法弟子 清純

明慧日本2011年12月26日)

三、時間を大切にする

 全ての同修には同じような感覚があります。つまり時間が足りないということです。私も、一日の24時間を全部三つのことに使えたらいいなと思っていますが、実際はそうではありません。ご飯の時間、寝る時間を除くと、ほとんど残り時間が少なく、常人の中の様々な用事もあるので、さらに時間が厳しくなりました。一時期、私は事業を始めて様々なことがあり、毎日が非常に忙しくなりました。分身の術が使えればいいのにとすら思いました。ある日の夜、夢のなかで私は衆生を救いながら泣いてしまいました。私は焦っています。早く法を学び、衆生を救わなければ、生きる価値がないと感じているからです。

 師父は説法の中でおっしゃいました。「あなたが行なったことは法に則っていなければ、法の力がなければ、あなた自身がしっかり修めることができなければ、そのことを円満に行なうことができません。あなたはそのことを行なったかもしれませんが、そのことは作用を働かず、人を救うことができず、邪悪の要素を解体することにもあなたは作用を働くことができません。」 「たくさんの仕事をしましたが、振り返ってみると、すべて人心で行なったのです。人間として人間のことを行ない、正念を用いたのではなく、大法弟子の威徳がありません。言い換えれば、神から見れば、仕事を行ないましたが、それはいい加減に終わらせたのであって、威徳もなければ修煉にもなりませんでした。」(『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』)

 実はどのプロジェクトでも、しっかりと行いたければ時間が必要です。しかも真心をもって行わなければなりません。そうしたければ、ますます法をしっかり勉強することが前提となります。私の仕事は主に夜にやるものであるため、昼間は比較的時間がありますが、それでもやはり足りません。そうは言っても、決して自分の忙しさのために法を学ぶことや心を修めることをないがしろにしてはいけません。

 私ははっきりとわかっています。法を正すことと繋がっていることを知っています。ただ法をしっかりと学び、そうして初めて法の力があります。そうでなければ神聖さがありません。どのように限られた時間の中で行うのかは非常に重要です。時間は限られていますが、私は常に時間を大切にするようにしています。昼間、食事の時は常に何かの大法関連の書物を読んだり、真相紙幣を必ず持ち歩き、真相資料も必ず持ち歩いています。資料を配布したり、真相紙幣を使って買い物をしたりしています。また極力、余った時間を使って法を学ぶようにしています。長時間を確保してはじめて法を集中して学べるのです。また学法の過程で私は発正念をしています。このようにすることで邪悪の妨害を受けずに、長時間の集中した学法を保証できるのです。

 修煉をする前、私はファッションを追い求め、化粧が大好きな人でした。しかし今になって、もはや貴重な時間を大法以外のことに使ってはいけません。ただ人を救うだけです。師父は「常人にあるものはわれわれはありがたがらない。われわれのもっているものは、常人がほしくても手には入らないものだ」(『転法輪』 第九講 「悟」)と説かれました。

四、終わりの言葉

 ここ数年間、明慧ネットを読む過程はすなわち修煉の過程だと感じています。明慧ネットは大きな修煉の場です。ここに自分は溶け込んでいます。明慧ネットとともにやってきた日々を思い返せば今日、まるで明慧ネットの中で向上してきたかのように感じています。明慧ネットの皆さんに感謝します。明慧ネットは多くの衆生に真相を伝えるため、あまりにも多くのことをしてきました。ですから中国にいる私達には、法を守り、真相を伝えない理由はありません。

 師父を思うたび、涙が流れます。師父は説法の中で何度も「大法弟子はすばらしい」とおっしゃっていますが、いつも私自身が師父がおっしゃっているように大法弟子の名にふさわしく、この神聖な呼び名に相応しいのでしょうか? と思っています。師父は「私は皆さんがもう一度熱意を胸に、もう一度修煉者としての最高の状態を取り戻すことを楽しみにしています」(『大法弟子とは何か』)とおっしゃいました。ならば、私たちの修煉者の最も修煉状態をもって、この歴史的な責任を一身に背負い、使命をしっかりと果たしましょう。

(完)

明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/11/248927.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/17/129530.html)     更新日:2011年12月26日
 
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