【明慧日本2011年12月29日】福建省福州市の法輪功修煉者・左福生さんは2011年1月19日、福州市国保(国家安全保衛)大隊の警官に不当に身柄を拘束された。福州市国保大隊は、刑期満了後も左さんを不当に拘禁し続けた。それに対して、左さんの妹・左秀雲さん(40代)は、母親と共に2回福州市国保大隊を告訴した。しかし関係部門に受理されるどころか、かえって不当に連行された。現在、左さんの半身不随の母親(80代)の面倒を見る人はいないという。
2011年4月16日と11月23日、警官らは、左秀雲さんを連行しようとしたが未遂に終わった。2011年12月16日午後2時頃、左秀雲さんは不当に身柄を拘束されて福州市第一留置場119号室に拘禁された。
左秀雲さんは、福建省永安市鉄道局の幼稚園の教師である。左秀雲さんは、法輪功を修煉しているという理由で、2000年と2004年にそれぞれ懲役3年と6年の判決を言い渡され、福建省女子刑務所で壮絶な迫害を受け2010年6月に釈放された。
左福生さんは福州市鉄道支局の幹部である。2011年1月19日、出勤途中に福州市国保大隊の警官に不当に連行され、自宅のカギを奪われて家宅捜査を受けた。左福生さんは福州市第一留置場に拘禁されてから1年が経過したが、警官らは未だに家族に対して拘禁の理由を知らせていない。
左秀雲さんは、兄・左福生さんを救援するため、各関連部門に全力で法輪功の真相を伝え続け、兄の無実と無罪釈放を主張した。また秀雲さんは、兄を不当連行した福州市国保大隊の警官を告訴した。左さん兄弟は10数年間にわたって受け続けた迫害が原因で、2人とも配偶者と離婚した。さらに、左秀雲さんは仕事も失った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)